※嘔吐エピソードです。苦手な方はご注意ください。
私が中学生の頃...義姉がネイリストになるため資格を取ることになり、私が爪のモデルになった。
何度も何度も練習をして本番の日、始発で某所に向かった。始発なのに人が多かった。
義姉は妊婦だったため、電車の座席に座っていて私はその前に立っていた。
しばらくして...バシャっと何かが落ちた音が聞こえた。ドキッ...まさか...。その方は見ていない。でも分かる。周りの空気が変わる感じ...
義姉に目で、何だ?と合図した。するとその方を見て「吐いちゃった」と口パクで言った。
やっぱり...もう私はパニック。ムリムリムリと義姉に合図した。「匂いがキツかったら移動しよう」と義姉は小さく言った。
もう私、涙目。それを見て「移動しよっか」と言ってくれた。そして隣の車両に移動したけどパニックが収まらない。つり革に掴まりながら
どうしよう。どうしよう。どうしよう。倒れそう。気持ち悪い。どうしようどうしようどうしよう。
もう気が遠くなりそうだった。でも人がたくさんいるし義姉はこれから試験、そして妊婦。
発作で迷惑かけるわけにはいかなかった。車両を移動してもこっちに来たらどうしようとか変な事ばかり考えてた。
そして匂いが鼻からとれない。その日、一日ずっと匂いが離れなかった。もちろん一日何も食べれず無事試験は終わったけど試験会場も人がたくさんいるし動けないし1日顔が歪んでいたと思う。
その日から本当に電車に乗れなくなった。しばらく引きずった。
何故。同じ時間、同じ電車、同じ車両。
よりによってなんで。
今でも電車は怖い。乗るのに勇気がいる。常に周りを気にしてしまう。ビニールのカサカサって音がするとドキドキする。
見た訳じゃ無いのにこんなにパニックになるなんて...本当に本当にツラかった。

