『視点』について
橘川幸夫。
この人の視点はすごい。
橘川さんの学生時代の話。
橘川さんの友人でボランティアで老人ホームへ演劇をしに行く人がいた。
その友人に対して「そんなのやめたら?」と橘川さんは言う。
「おまえたちの自己満足の見せても老人たちは喜びはしない。
お世辞で拍手はするかもしれないがそんなこと強制するのは犯罪だ」
橘川さん、厳しいこと言う。
その後、橘川さんはこう続ける。
「それよりも、老人たちに演劇をやってもらって、みんなでその演劇を見て拍手をするボランティアをやらないか?」
老人のために何かボランティアができないかと、ほんとうに思うなら橘川さんの考えの方が老人は楽しいかもしれない。
「演劇は見るよりも演る方が面白いに違いない。
老人たちが脚本を書いて喧嘩しながらでも、練習して演劇を見せれば、それが最大の喜びになるはずだ。
しかし、それを見てくれる人がいなければ最初からやる気にならない。
ほんとうに相手のことを思うならこの方法の方がいいと思う。
[見る・見られる]の関係性の中でのみ人は活性化し成長していくのである」
橘川幸夫、この人の発想にはしびれる。
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