さて今日は、「高きを目指す者は、自らの成長を認めず!」というお話です。
何か厳しい(いかめしい)タイトルですが、そんなに難しくはありません。
でも、ちょっとだけ哲学チック(?) かもしれません。
内容としては、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの「ツァラトゥストラは かく語りき」という作品へのオマージュでもあります。
就活女子のみなさんは、この「ツァラトゥストラは かく語りき」という作品をご存知ですか?
ワーグナーの作った“交響詩”や“オペラ”でも有名な作品でもあります。
ニーチェの後期思想を代表する著作で、“ツァラトゥストラ”という賢者が旅をしながら、自らの考えである“超人”思想を語るというものです。
就活女子のみなさんには、あまり馴染みに無い著作かも知れませんね。
それとも「ニーチェは大好きなのですよ!何度も繰り返し読んでいます!」という就活女子の方もいらっしゃるのでしょうか。そうであれば嬉しいのですが。
ニーチェの作品自体、それほど難解な内容では無いので、比較的入り易いかと思います。
機会があれば是非ご一読を!
でも、就職活動を一生懸命されている就活女子のみなさんのことを考えると、いつもニーチェの“ツァラトゥストラ”という作品が思い浮かびます。
それぞれの目標を目指し、努力を続けている就活女子のみなさんの真摯な姿が、ツァラトゥストラ(ニーチェ)の思いと同じであるような気がするのです。
「ツァラトゥストラは かく語りき」という作品全体が、“高みを目指す人々”へのメッセージであると思っています。
その作品の中でも特に「山上の木」という章は、就活女子のみなさんを取り巻く状況と相似しているような気がするのです。
「山上の木」の概要としては、ツァラトゥストラが悩める一人の“若者”と出会い、どんなに大変でも“高みを目指すことをやめてはいけない!”ことを説くというものです。

就活女子のみなさんも、就職活動において様々な大変なことがあるかと思います。
「何でこんな大変なことを、やらなければいけないの?」「就活なんて大嫌い!」などと考え、悩み疲れる日々を送っているのかと思います。
それでも、「どうせ人生に一回きりのことだから、出来るだけ楽しもう!」と前向きに考えようと努めている就活女子の方もいらっしゃるのでしょうか。
そうですね。“楽しむ”という言葉は、何か少しだけ自分自身を元気付けてくれる良い言葉ですね。
決して、本当に“楽しい”という意味ではありませんが、それでも自分自身を鼓舞し、少しずつでも前に進もうと思わせてくれる言葉かもしれません。
今は大変であり、辛くても、後から必ず就職活動という経験が活きてくる機会があります。
やってきたことを振り返って、就活女子のみなさん自身が自分を誇れるような、「あたしって結構よくやってきたね!」と自分自身を褒められるような時が、必ず訪れます。

なので、就活女子のみなさんの就職活動は、満足のいく結果に繋がります。大丈夫です。
ツァラトゥストラの「山上の木」に戻ります。
ニーチェはこの章で、“ツァラトゥストラ”から“若者”へ「山上の木」の話を語ります。
「山上の木は、人の手で揺り動かそうとしても叶わない。しかし、目に見えない風は、この木を容易に曲げ、責め苛(さいな)んでいる。人は目に見えない力によって、最も責め苛まれているのだ。人は、この木と同じである。高みへ登ろうとすればするほど、その根はいよいよ力強く、下方へ、地中へと向かおうとする。」
これに若者が応えます。
「ツァラトゥストラは真理を語った。高みへ登ろうとすればするほど、自分自身が信頼できなくなっている。そして誰も自分を信用しない。私は余りに早く変化する。“今日の私”は“昨日の私”を“否定”する。階段をいく段も飛び越しながら上に登る。その階段は、“飛び越した私”を強く“非難”する。」
そして若者は、深く沈黙します。
ツァラトゥストラは若者に対して、更に語りかけます。
「山上の木は、誰も語ることの無い場所に孤独に立っている。これは他の者を越えて高く成長したのだ。」
そうなのです。
就活女子のみなさんが、自らの意思で“就職活動を始めよう!”と決めた時から、高みを目指しているのです。

就職活動を始めたばかりの頃を思い出してください。
右も左も分からず、闇雲に就職サイトや企業のホームページを見ていた時の姿を。
でも今は、そのようなことはやっていないですよね。
どこかしらにポイントを定め、少しずつでも着実に前に進んでいるかと思います。

それでも、やっていることに不安を覚え、自分自身を信じることも出来ずに、心を彷徨わせているのだと思います。
しかし、誰しもがそうなのです。
この「山上の木」のように、就活女子のみなさんは、あまりに短い時間で、思いもしなかったような高さに成長したのです。
そして、更なる高みを目指し、孤独の中を日々奮闘しているのです。
高みを目指した者と対等に語れる者はいないのです。

それほど高く、「山上の木」は成長したのです。
今まで見つめていた高みを通り過ぎても、気が付かず歩き続けてしまうのです。
高みだけを一心に見つめ、ひたすら歩み続けているから。
それゆえ、自分自身を信じることが出来ないのです。

誰から見ても、賞賛に値するようなことをやり抜いて来ているのに、自分自身を評価できないのです。
高きを目指す者は、自らの成長を認めることができないのです。

でも、そのような就活女子のみなさんでも、心配する必要は無いのです。
就活女子のみなさんが成長していることは、周りの誰もが分かっているのです。

どれだけ大変な思いをしてきたのか。どれだけの困難を乗り越えて来たのか。
なので、自信を持ってください。少しだけ自分を信頼してください。
就活女子のみなさんは、確実に目指している高みへと近づいているのです。
なので、大丈夫です。
周りの方は、就活女子のみなさんを賞賛しないかも知れません。評価しないかも知れないです。

しかし、努力していないからではないのです。成長していないからではないのです。
人々の考えを遙かに超えた高みへ成長したのです。

そして、更なる高みへと歩み続けているからなのです。
就活女子のみなさんは一生懸命に努力し、確実に成長し、着実に夢の実現へと向かっているのです。
このように成長した就活女子のみなさんであれば、大丈夫です。
企業は、自ら成長した就活女子のみなさんを必ず気に入ります。好ましく思うのです。

そのような就活女子のみなさんであれば、必ず企業の貴重な戦力となるからです。
企業の採用担当者や面接官は、「是非とも入社して働いて貰いたい!」「貴重な戦力になって欲しい!」「同じ職場で一緒に働いて貰いたい!」を思うようになるのです。

このような思いを抱かせる就活女子のみなさんであれば、大丈夫です。
そうすれば、来年の春
には、絶対に内定します。