毎年6月5日には、隠岐の島の三大神事の一つである玉若酢命神社の「御霊会風流(ごりょうえふりゅう)」が行なわれます。
この神事には、隠岐の島に自生しているマコモの葉が使われるということを聞いて、仲間と一緒に見に行って来ました。


                 

   

  この神事の中で、神職が山海の産物と一緒にマコモの葉を供え、また参拝者にはマコモの葉で包んだチマキが配られるのです。それを持ち帰ることで、一年の無病息災を願うということのようです。

 

  実は、この神社のすぐ近くに、私の大学時代の後輩が住んでいて、彼はこの神事で笛を吹く役目を担っていると知り、神事の後で彼の家を訪ねて、いろいろ話を聴いてみました。
しかし、面白いことに、地元の人間にもマコモがどんな植物であるのかがよく分かっていないようでした。
そこで、マコモが出雲大社の本殿の注連縄に使われていることや「まこも神事」のこと、そしてマコモの浄化能力がいかに優れているかなどの話をしたところ、驚いていました。

 隠岐の島では伝統的な行事を地域の人たちみんなで受け継いで守っていくという意識が他の地域に比べて高いようで、興味深い神事や行事がたくさんあります。
その中には日本の原点の在り方を示唆するようなものもあるようですので、今後も注目していこうと思います。

 

 

 6月1日に、出雲大社の『まこも神事(涼殿祭)』に併せて、『第3回まこも講演会&シンポジウム』を開催しました。



 今年は野草料理で有名な若杉友子さん(若杉ばあちゃん)に、マコモの素晴らしさとその活用法について語って
頂いた後、福井の「まこもおじさん」こと司辻校一さん、千葉の「まこもちゃん」こと植野睦さん、そして『出雲國まこもの会』
の多久和厚・須田ひとみ・野津健司が、それぞれの地域におけるマコモの取組み状況について報告しました。

 

 

 

 

 参加者は、関東から九州までの約120名余りで、出雲大社の北島国造館にある「八雲会館」が
満杯になる盛況ぶりでした。

 今年から『出雲國まこもの会』の会員が栽培したマコモが出雲大社本殿の注連縄に使われるようになり、
また北海道にも株分けするなど、「出雲のマコモ」の広がりは凄い勢いになってきています。

「マコモで世界を浄化する!」を合言葉に、当面は2020年の『全国マコモサミットIn出雲』の開催を目指して、
これからも精進していきます♪(^O^)/
 

  先日「小豆麹」という言葉を目にして気になっていたので、ネットで検索してみたら、小豆と米麹と塩と水があれば、炊飯器で簡単に作れるようなので、試しに作ってみることにしました。

  今回は、山王寺で無肥料・無農薬栽培した白小豆と、こちらも無肥料・無農薬栽培のイセヒカリで作られた米麹、大社町の鵜鷺で日本海の水を煮詰めて作られた藻塩、それに『あらえびす』から送ってもらった山形の伏流水を使って作りました。

 

 
  小豆を洗って一度煮たあと、水を入れ替えて、麹と少量の塩を加えてかき混ぜ、それを炊飯器で「玄米」の設定で炊き、それから「保温」状態にして炊飯器の蓋を開けたまま濡れ布巾を被せておいて約8時間おいておくだけ。(ただし、途中2回かき混ぜました。)

  今回は水分が少なめだったようですが、けっこう甘くなりました。このまま食べても好いし、豆乳ヨーグルトや食パンなどに合せても好いかも♪
小豆にはさまざまな健康効果があるようですが、こうして小豆麹にするとさらに健康効果が高まり、食べ方も拡がって、より楽しめそうです☆(^O^)

  

 

 出雲大社の本殿の注連縄は、これまで出雲で自生しているマコモの葉が使われてきていますが、最近では自生のマコモの葉を確保するのが困難になってきていました。

そこで、「出雲大社本殿注連縄講社」の代表であるNさんと協議し、また注連縄講社の皆さんや出雲大社の関係者とも協議して頂いた結果、今年から本殿の注連縄の一部に、私たち『出雲國まこもの会』の会員が栽培したマコモの葉を使ってもらうことになりました。

             

 

 (この写真は、昨年の4月に出雲大社本殿の注連縄を掛け替えた際の作業の様子です。)

今年からは、この注連縄の一部に『出雲國まこもの会』の会員が栽培したマコモの葉が使われると思うと、今からワクワクしてきます♪


高まってた 

 

 

 この冬は相次ぐ寒波の到来で外での農作業がなかなか出来ない日が続いていましたが、どうやら山陰でも春の気配が次第に感じられるようになってきました。

昨日は『環境農業を広める会』のサポート会員に野菜セットをお送りする日でしたが、仲間の生産者から白菜、里芋、人参、ゴボウ、サラダ菜、それに菊芋が集まったので、無事にお届けすることが出来ました。


 

 そういう中で、私の周囲ではいろんな面白いことが次々に起きていて、去年から今年にかけて、さらに世界の大転換が加速してきたように感じています。

その一つは、6月1日に出雲大社で催される『まこも神事』に併せて、大社の門前にある「ご縁横丁」でマコモパウダーを使ったマコモ蕎麦やマコモぜんざいを商品化してマコモをPRしてもらうことになったことです。
今回はパウダーの原料であるマコモの葉の在庫が少ないため規模は限定的ですが、今年の秋以降は他の商品も含めて大々的にマコモを売り出すことになりそうです♪

         

 また、『まこも神事』に併せて開催する『第3回まこもシンポジウムin出雲』では、野草料理で有名な若杉友子さん(若杉ばあちゃん)に講演して頂くことになりました。
若杉さんとは私もこれまで2回お会いしたことがありますが、マコモが大好きな方ですので、一般の人にマコモを知って頂ける好い機会になると思います。

 



 それから、今私が抱いている夢の一つは日本古来の健康法であり素晴らしい生活習慣でもある『みくさのみたから』と、日本の古代文明である『カタカムナ』、それに全国の山と水源を守る活動をしている『あらえびす』とが繋がって、これからの日本の土台になっていくことなのですが、

今までの流れの中で、私は『みくさのみたから』の飯田茂実さん(長野県在住)、『カタカムナ』の芳賀俊一さん(新潟県在住)、『あらえびす』の東出融さん(山形県在住)とそれぞれ繋がっているので、このお三方の橋渡しをしたいと想っていました。

 そうしたら、先日飯田茂実さんが松江で『みくさのみたからの集い』を開かれた際に、鳥取県米子市で『カタカムナの勉強会』を主催しておられるIさん親子が来られて感動され、今後米子市(鳥取県)でも『みくさのみたから』が拡がっていくことになりました☆

 また、飯田さんとお話している中で、私が出雲には面白い取組みをしている仲間がたくさんいるということを話したら、飯田さんが非常に興味を抱かれ、その人たちとぜひ会ってみたいので、今年の秋にまた出雲に来ると仰って下さったので、この秋(10月末)には大規模な『みくさのみたからの集い』が開けそうです。

そして、その面白い人たちの中でも飛び抜けて面白い(=凄い)Sさん(千葉県出身のスーパーマンで、奥出雲町で自然栽培や木こり、大工、民泊などをされています)が、実は以前から狼犬を飼いたいと思っておられたことを最近知ったのですが、
それが丁度『あらえびす』で狼犬のサンが出産する間近だったので、私はすぐに東出さんに連絡をとって、「出来たら仔犬のうちの1頭を奥出雲町のSさんに分けて頂きたい」と打診したところ、二つ返事でOKを頂き、来月には奥出雲町に狼犬の仔犬が来ることになったのです☆

 

            



 こうなると、この秋に飯田さんが出雲に来られた時にSさんや狼犬とも会ってもらって、それをきっかけにして『みくさのみたから』と『あらえびす』が繋がっていくことになりそうです♪

あとは『カタカムナ』と『あらえびす』がどうやって繋がるかですが、近いうちに『カタカムナの勉強会』があるので、そこで芳賀さんに『あらえびす』のことを少し話してみようと思います。

 世間ではいろんな怪しげな動きもありますが、大局的に見ると、どんどん好い方向に変わってきているようですので、私は何も心配していません。
(個人的にも、今お金が無くても何も心配していません。必要な時にはちゃんと全てが用意されると信じていますから。)

 

  「自分の想いが自分の世界を創る」 

 

ということを実感している今日この頃です☆