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『「性同一性障害の人はなぜ性分化疾患を疑わないのですか?」』
『性同一性障害の人はなぜ性分化疾患を疑わないのですか?』
こちらの質問は質問コーナーに寄せられたものではなかったのですが、少し気になったのでこんな形にさせていただきました。
たまーに性同一性障害と性分化疾患を混同されるのですが、それに通ずるものがあるのかなと。
まず、疑う疑わないの話の前に大前提として「性同一性障害と性分化疾患は大きく違う」ということを知って欲しいなと思います。
確かに「性別に関すること」「なんらかの診断や診察を受ける」などなど共通する部分もありますが、実は根本が違います。
性同一性障害は「性自認」によるものが大きく、身体的な性別と性自認のズレにより日常生活にも支障をきたすもの。
性分化疾患は性染色体や生殖腺、生殖器などが先天的に男女の古い定義に当てはまらない身体の状態によるもの。
これだけでも大きく違う。
※ものすごくわかりやすく説明しましたが、それぞれがそれぞれに奥深くデリケートなのでそこらへんも留意してもらえると幸いです
ただもちろん、調べてみないと分からないこともあるので、現在の性同一性障害のガイドラインでは性器検診や性染色体を調べる検査も行います。
……というか性同一性障害の診断はこのような除外検査の連続なのです(笑)
とまあ、このような感じで明確に違いがあるので「疑う」ということは基本的にはありません。
もちろん、性分化疾患と性同一性障害を両方抱えている人も中にはいます。
※この場合性同一性障害の診断として身体的性別移行を行うこともあるそうです
たまに勘違いされるというか誤解というか「性別違和を抱えているのは、身体的性別が中性(もしくは両性)だからだ」とか「バイセクシュアルなのは身体的性別が中性(もしくは両性)だからだ」とか「性分化疾患の人の性自認は中性(もしくは両性)だ」とかは全くの誤解なので
割りと性同一性障害と性分化疾患、混同されることも誤解されることも多くて、お互いにヤキモキしているのも現状でして、この機会に知ってもらえると幸いです
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