10月30日(日)
タイ11日目/術後8日目
昨日は尿道カテーテル事件があたので、それどころじゃなかったんですが、今日はがっつりお手入れの日!
入院中、ほとんど顔や髪の毛のお手入れをしませんでした。
むしろ出来なかった(する気が湧かなかったというほうが正しいかもしれないw)
なので約1週間ぶりにコンタクトを装着し、無法地帯状態の眉毛を整え、
頑固なくせ毛で絡まった髪を1時間近くかけてサラサラにして、化粧水なんかで肌の調子を整える。
しかも入院や手術の疲れからか、顔が少しやつれてるので、入院中サボってたフェイスマッサージも再開。
ようやく元のウチにもどりつつある(笑)
アンダーさんから「シーツを血で汚さないように気をつけてね」と言われていたので、防水マットやタオルを敷いて完全防備!
だけどシーツは無事だったのに、ふとんカバーが完全に殺人事件状態だった。
)´Д`(
宿泊施設の担当のビリーさん、ごめんなさい。
しかし、シーツを守って、ふとんカバーがやられるとは。
やるせない(笑)
(;´▽`A``
昨日の時点でアテンダーさんが「9:30頃、ナースが患部の消毒に来るから」と言われていたので、おふとんの周りをちょっと片づける。
いや~、退院したとはいえ、病院内の宿泊施設。
尿道カテーテルには繋がれてるし、消毒には来てくれるし、マジ助かる。
退院した感覚ゼロだけど。
んで、予定通りにナースが登場。
その手には白い物体であるダイレーターが……。
え?ダイレーションも一緒にするの?
と聞こうとして「そもそも英語で“ダイレーション”って何だ?」と一瞬思うほど、テンパった。
ナースは心配なウチを余所に着々とダイレーションの準備を始める。
前もってダイレーションの手順を聞いていたけど、いざするとなるとドキドキするね(笑)
んで、挿入。ん。痛い。お。入ってく。
なんて客観的に思ってたら、ナースが「OK!」と言った、挿入がストップした。
なんとなくまだ入りそうな予感はするけど、こんなもんか。
という殺伐とした感想(笑)
ダイレーション初日は1日1回で30分という軽いスケジュールなので、気楽にダイレーションを受け入れる。
そのダイレーション中にアテンダーさんが来て、挿入の深さを確認したり、ダイレーションの細かい説明をしてくれた。
ダイレーション中に談話するなんて、不思議な光景(笑)
慣れるけど。
アテンダーさんが帰ったあと、すぐにナース登場。しかも2人。
ダイレーション終了にはまだ早い。
これがもしマンガの世界だったら頭に「?」が付いてたと思う。
それ察したのか、ナースが笑顔で
「マッサ~ジ♪」
と言ってきた。あぁ、激痛バストマッサージか……。
解せぬ(´-ω-`)
まさかのダイレーションとバストマッサージのコンボ技。
今後これが日常となる(笑)
午後は初日ということでダイレーションはお休みだけど、激痛バストマッサージはしっかりやった。
激痛、激痛言ってるけど、日に日に痛くはなくなってる。
定着してる証拠なんだって☆
午後のマッサージのあと、ナースにセルフマッサージの仕方を教わる。
早速やってみる。うん。痛い(笑)
でも軟らかくするために、少しずつマッサージをする。
端から見ると、変な光景だろうなぁ(笑)
明日からはダイレーションは1日2回、1回1時間行う。
気合入れてのぞまないと!
*術後ケアのダイレーション*
性別適合手術を考えた人は知ってるかと思いますが、性別適合手術で造膣した場合、ダイレーションという作業があります。
ダイレーションとは手術で作った膣が自然治癒でふさがらないように、ダイレーターと呼ばれる器具で拡張・維持する作業のことです。
ぶっちゃけ、手術自体よりもこの作業が大変で、手術をする人の中には、その作業を避けて「膣を作らない」という選択をする人もいるほど。
ちなみにサボると膣が委縮して再手術をする可能性があります。
ダイレーションは術法に関係なく、造膣すればもれなくついてきます☆
ただ、ダイレーションの頻度は手術した病院、術法で大きく異なります。
ウチの場合、ガモンホスピタルで陰嚢反転法で手術をしましたが、
手術直後は『1日2回、1回1時間』でした。
比較的、楽なスケジュールですね。
ヤンヒー病院はかなりハードで1日3~4回、1回2時間、プラス就寝時ダイレーションだとか。
話にしか聞いてないので定かではありませんが(笑)
また反転法に比べて、S字結腸法の方が比較的楽なダイレーションスケジュールになるみたいです。
ちなみにウチは1回1回のダイレーションが大変なので、
※ダイレーションとダイレーションの間隔が開くと、キツいことがある。
就寝時(留置式)ダイレーターを通販で購入して、ガモンホスピタルのダイレーションスケジュールにプラスしてダイレーションしてます☆
ではではε=(。・д・。)