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煙草2

酒は飲むけど、煙草は絶対に吸わない。
スモーカーの友達にもいつもそう言っていた。

でもついにその言葉を裏切ってしまったのは、
きっと精神的に限界だったのかもしれない。

煙草を吸い始めて二週間くらいで、
かなりくだらないことで学校にバレてしまった。
当然親にも連絡がいき、後日校長や担任も交えて面談をすることになった。
色々と説教をされ、なんとか謹慎や退学は免れたものの、
反省文を書かされるはめに。

高校生活もあと半年というところで退学になっては困るので、
当然表面では真剣に反省してるように演じた。

最低だと思う。
でも今はやめなければいけないという意識もない。
自分を破壊することで安心できるような気がするから。

煙草

うちの父親はスモーカーだ。
それを見て、母親はいつも父親のことを非難していた。
それを見て自分は育った。

確かに臭かったし、母親はいつも父親を汚いものを扱うかのように接していた。
洗濯物も別々に洗濯して、
父親がお風呂に入る前に、みんな急いで入る。
両親の寝室もずっと別々。

自分が生まれる前に、父親が母親の誕生日に禁煙をプレゼントした。
でも実は隠れて会社などで吸っていて、
母親はそれを偶然知ってしまいすごくショックだった、
という話を、小さい頃から聞かされた。

だから自分も、煙草を吸うような人はただの心の弱い人で、
煙草を吸うことがかっこいいと思ってること自体ダサいと思っていた。

そんなある日、ひょんなことから母親も煙草を吸っていることを知ってしまった。
ものすごくショックだった。

母親は謝ってきたけど、
自分は彼女にどう接していいのかわからず、
しばらく家にも帰らなかった。
そんな日々が一週間くらい続いた後、彼女が発した言葉は
「いつまで怒ってんの?」

ショックだった気持ちを当然理解してくれてると思ったのに、
それは自分の勝手な思い込みだった。
それがまたショックだった。

今までにないくらいたくさん泣いて、
母親にも手紙で自分の本当の気持ちを伝えた。
結局その件で彼女は煙草をやめて、
お互い和解に至った。


そんな自分は、煙草を吸い始めてもう一ヵ月になる。

今日は誕生日

わーい

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