警戒区域のイノシシ捕獲、継続へ 25年度は204頭 環境相

捕獲された親子とみられるイノシシ=福島県双葉町(環境省提供)
石原伸晃環境相は7日の記者会見で、東京電力福島第1原発事故後に警戒区域だった地域で2月末までに、イノシシとイノブタ計204頭を捕獲したと発表した。4月以降も捕獲を継続する。
原発事故後にイノシシが人里に出没し、農地を掘り起こすといった被害が出ているため、同省は浪江、双葉、大熊、富岡の4町にわな計24基を設置していた,rmtssp。
イノブタはうち73頭で、豚舎から逃げたブタと野生のイノシシが交配して生まれた個体も含まれているとみられる。