九州北部は快晴晴れ
出掛けないのは勿体ないお天気でしたので
観てまいりました「シン・ウルトラマン」爆  笑
良かったラブ
「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」
この一言に集約される、
ウルトラマンの人間に対する「愛」、
「愛情」「友愛」をひっくるめた
「愛」に満ちた映画でしたおねがい
また、庵野監督の「ウルトラマン」に対する
「偏愛」にも満ちた作品でもありましたね笑い泣き
メインのストーリーの方は、
リアルタイムで「ウルトラQ」と「ウルトラマン」を
日本で観た日本人であり
生粋のオタクでもある庵野監督にしか作れない内容です爆  笑
きちんとオリジナル「ウルトラマン」を
リスペクトしているので、
例えば
ハリウッドの巨大予算で、あの「インディペンデンスデイ」のローランド・エメリッヒ監督がメガホンとってゴジラを撮ったって言うんで、期待しまくって映画館に足を運んだら、デカいイグアナの映画を見せられたムキー
みたいな事にはなりませんのでご安心をウインク
どっちかと言うと
へ~、ゴジラの復活に乗っかってガメラもリバイバルか
まぁ昔大好きだったから一応お付き合いで観とくかチュー
と映画館に足を運んで平成版ガメラを見たびっくり
時の感覚に近いです爆  笑
(すげぇ主観に満ちて分かり難い事この上ない笑い泣き
テンポも極めて良くて、2時間を長く感じさせない内容ニコニコ
エンドロールのBGM米津玄師氏の「M八七」の歌詞
「君が望むなら それは強く答えてくれるのだ
今は全てに恐れるな

痛みを知る ただ一人であれ」も

本編を観終わった後だと

グッと胸に迫って来ましたねえーん
ヒットすると良いなニコニコ
そんで続編が作られたら良いな爆  笑
って思える映画でありましたよ
一部の批評、禍威獣やウルトラマンが、シトとヱヴァンゲリヲンに見えるなんてのは全くの的外れ、逆だよ逆ニヤリ
庵野監督が大好きだった「ウルトラマン」をアニメにしようとしたのが「エヴァンゲリオン」なんだってニヤリ
知らんけどグラサン
さて
ここからは
傍若無人なネタバレです
映画をご覧になるつもりがあって
未見の方は絶対にご覧になる前には読まない方が良いえー
今回は絶対にですプンプン
また、パンフレットは絶対に映画を見終わるまで
観ちゃダメムキー
大損しますよてへぺろ
 
 
 
 
 
 
もうそろそろキョロキョロ
 
 
良いかな?ウインク
 
 
 
 
 
 
 
 
さて
最初にTHXで「ウルトラQ」のオープニング
「ドン!カァ~ッ!」が聴けるとは
思っても見ませんでした爆  笑
もともとウルトラQの空前の視聴率に後押しされて
急遽作成されたのがウルトラマンですニヤリ
オリジナルのオープニングも
「ウルトラQ」のテロップを突き破って
「ウルトラマン」のテロップが現れると言う演出でした
でもシン・ウルトラQは存在しないので
ここはシン・ゴジラだったんですねニヤリ
また、オリジナル「ウルトラマン」オープニングの演出には
作中では明確に語られる事は無いものの、
ウルトラマンの世界観はウルトラQの世界と
繋がっていると言う示唆も込められているのですよねウインク
なのでシン・ウルトラマンもいきなり冒頭で、TVCMで公開されていない、シン・ゴメス、マンモスフラワー、ぺギラ、ラルゲユウス、カイゲル(これはゴーガーの企画段階の名称だそうです)パゴスと言うウルトラQの怪獣達が禍威獣にリニューアルされて次々に登場しますびっくり
もうここまででテンション爆上がりでした爆  笑
また、もともとのゴメスが東宝からゴジラの着ぐるみを借りてきて甲羅と角と牙をくっつけたシロモノだったから、シン・ゴメスもベースがシンゴジラになっている辺りは芸が細かい笑い泣き
パゴスとネロンガとガボラのボディーが同じなのも、制作予算が足り無くなって、パゴスの着ぐるみをネロンガ、さらに改造してガボラに作り替えたと言うエピソードを踏まえてますねニヤリ
で、短い時間で禍威獣が当たり前に存在する日本の現状と禍特隊(科学特捜隊では無いのです)の発祥と活動を上手く説明したと思ったら、早くもネロンガの登場ですびっくり
とにかくテンポが良いチュー
ネロンガの進撃を止められず禍特隊が手詰まりになっている所へ、いきなりウルトラマンが飛来爆  笑
ここではウルトラマンの姿が
文字道理「銀色の巨人」なんですねニヤリ
オリジナルのデザインをなさった故・成田亨氏は
生物であるウルトラマンにメカニックなカラータイマーなど
デザインしておられず、
最後まで付けたくなかったのは有名な話キョロキョロ
今作ではオリジナルデザインに敬意を表しカラータイマーを廃し、銀一色、赤、緑という体色の変化でエネルギー消耗度をビジュアル化していますグラサン
ウルトラマンは圧倒的な強さでネロンガを駆逐しますラブ
TVCMはスペシュウム光線で山を穿っていたわけでは無くて、透明化したネロンガを攻撃していたのですねニヤリ
しかし、ウルトラマンが飛来した時、着地の猛烈な衝撃に巻き込まれハヤタに当たる神永新二が死亡しますショボーン
ここから神永信二は明らかに人の姿を借りたウルトラマンとなり、ここがオリジナルでは最終話で「ウルトラマンであった事の記憶が無い」とハヤタに語られる迄明らかになる事の無かった、ウルトラマンの地球での活動の物語である事が明確となる描写が続いて行くことになりますニコニコ
そう、シン・ウルトラマンはウルトラマンの物語なのですおねがい
確かに、リニューアルされたザラブやメフィラスのビジュアルとか、
オリジナルエピソードのオマージュ、偽ウルトラマンの登場や、女性隊員の巨人化、ゼットンとの死闘と敗北や、変身のメカニズムの説明やオリジナルに忠実な変身の描写などと言った、マニアにはとっても嬉しい演出が山程ありはしましたチュー
けれども、私にとっては光の星の地球監視員であったウルトラマン=リピアが、本来関わってはならない地球人に関わり、何を感じ何を考えたのか、如何にして自己犠牲を厭わず、地球人類の未来を守る選択を行ったのかに、ストーリーの焦点が当たっている事の方が重要だったように思いますニコニコ
そして、記事冒頭の台詞「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」と、ラストのエンディングテーマ曲「M八七」へと突き進んでゆくストーリーえーん

オリジナルでは、戦ってみたら「結果として」ゼットンに敵わなかった、でも今作ではウルトラマンは惑星殲滅兵器ゼットンの威力を熟知しており、恐らくは敵わない事を分かっているのに「為せば成る」と浅見に告げて対決に赴きますショボーン

両者の決意や覚悟は全く違いますよねえーん

また一敗地に塗れた後、再び地球人類を救おうと、地球人類の立てた作戦を実行する為に恐らくは帰る事が出来ないであろう決戦に赴き、ゼットンを倒しはしたものの

案の定、自身も異次元に飛ばされてしまいますびっくり

最後はゾーフィに救出されて、お約束の対話と分離ですが、目を開き、禍特隊の面々に見下ろされ、浅見に

「お帰りなさい」

と声を掛けられたのは、果たして神永新二なのか、地球に残る事を決意したウルトラマンであったのか…おねがい

いや~面白かった照れ

ゾフィーでは無くてゾーフィであるのは、当時の子供雑誌の情報ミスで、「ゾーフィはゼットンを自在に操る宇宙人」と紹介されていたのが元ネタだとか、私のようなオタクを喜ばせる小ネタは数え切れませんグラサン

ストーリーをざっくりまとめると、地球人を巨大生物兵器として独占活用しようと画策していたメフィラスが、計画実行に邪魔な光の星の観測員(ウルトラマン)を廃棄生物兵器(禍威獣)や、ザラブを利用しておびき出し、始末しようとしたんだけど、事故でウルトラマンが光の星の禁を破って人間と融合した為に、厄介な光の星から新たな使者が来ちゃったもんだから、諦めて手を引いて、最後は光の星の使者の残した最終兵器(ゼットン)を人類とウルトラマンが協力して排除した事で、光の星による人類絶滅を回避する事が出来ましたってお話ですキョロキョロ

シン・ヱヴァンゲリヲンみたいに、ややこしい所や小難しい所なんてありゃしません照れ

でも、最初にウルトラマンを見た時のワクワクした気持ちラブ

最終回でゼットンにウルトラマンが敗れた時の驚きガーン

そう言うものを「感じ」させてくれた良い映画だったと

私には思えましたチュー

来年にはシン・仮面ライダーが控えていますし興行成績が良ければ続編も作られる事でしょう口笛

更にあわよくば、

何とか「シン・ガメラ」迄漕ぎ着けられたら

最高なんだがな~~~~ッ笑い泣き

色々な事を考えさせてくれた上に、内容のみならず、小ネタについても、まだまだ趣味を同じくするオタクの同志と語りたくなる映画でもありましたグラサン

 

いやぁ~語った語った

もしも、長い長い記事に

ここまでお付き合い下さった方が

いらっしゃったとしたら

あなたの優しさに

心から

感謝致します

爆  笑