ウブド最終日は至福のマッサージから

 

旅日記もそろそろゴール目前。

皆さま、もう少しおつきあいくださいませ~。

 

さて、今回のバリ島旅行は、4泊6日の日程でした。

5日目のお昼前には、ホテルをチェックアウトして、

夜中の飛行機で帰国のスケジュール。

そのウブド滞在最終日に、とてもたのしみにしている予定があったのです。

 

当初の予定では、3日目のスピリチュアルツアーのあと、

ホテルに戻ってきてからの約束だったのですが…。

諸事情により延期に!

 

今回の旅のお供でもあった

よしもとばななさん著書の「サーカス・ナイト」に出てくる

実在のすご腕マッサージ師のイダさんから、

ななんと、ここウブドで施術を受けることになっていたのです。

 

とーってもたのしみにしていたその日は、

あれよあれよとやってきました。

 

ホテルの部屋に来てくれることになっていたのですが、

現れたイダさんの満点の笑顔といったら。

まばゆい光を放つオーラ―をまといながらも

どこかフレンドリーさがにじみ出るようなお顔立ち。

ほっとひと安心。

 

 

何より感心したのは、イダさんが持参された仕事道具。

とはいっても、施術用のマシーンがあるわけではなくて…。

 

パンツ一枚だけの素っ裸になって施術を受けるのですが、

最初にわたしのからだを覆う布、

そして、ベッドの上に敷く布を持参されていたのです。

(写真のベッド上の布は、違います~)

 

その布が、パキッとお洗濯されていて、

とても清潔で、きちんと折りたたまれている。

それを目にしたときすぐに、

イダさんのお仕事に向き合う姿勢が

わかりました。

 

 

ウブド旅行で、見ず知らずのマッサージ師さんと(しかも、男性!)

ホテルの部屋で二人きりになって…

こちらは、素っ裸。

当然、恥ずかしさやら、不安感もある。

本当にだいじょうぶなのか?

 

でも、仕事道具の布をみた瞬間に、

この方は信用できる!と思いました。

仕事に対する姿勢って、仕事道具にもあらわれますよね。

 

 

こうして、はじまった約2時間のマッサージ。

4つの工程があると説明を受けましたが、

覚えているのは、

「ボディマッサージ」

「チャクラのエネルギーを整える」

「天からのエネルギーを取り込む」

の3つ。

あと、もう一つはなんだったかな…(笑)

 

いかんせん、悪いところを指摘してくれて、

からだの状態だけではなくて、

わたしの思考のクセまでもお見通し。

 

まるで楽器を奏でているような細かな手業で、

全身を隅々までマッサージしてくれました。

こんな感覚ははじめて。

イダサンの手は、まさに神!

 

細やかで、

なめらかで、

ていねいで。

 

2時間たっぷりマッサージをしていただいて、

すっかり空のうえにいるような浮遊感につつまれました。

 

ウブドへ再訪の際は、

またイダさんのマッサージをお願いしたいと思います。

ご縁に感謝!

 

 

 

旅日記⑮へつづく…