ブエノスディアス!
旅23日目(巡礼おやすみ)を振り返ります。

この日はブルゴス2日目。
ブルゴス大聖堂をゆっくり見たかったのと、身体休めのため、この日もブルゴス滞在。

宿だけ1日目とチェンジして、今回の巡礼旅ではじめて、〝ムニシパル〟という公営のアルベルゲへ宿泊してみることにしました。

ここは事前予約ができないので、当日早いもの順でベッドが埋まっていくというスリリング満点のアルベルゲ。


ムニシパルは、ベッド数が多いと予約が取りやすい。チェックイン開始前には行くようにした方がいい、と巡礼仲間に聞いていたので、ブルゴス滞在の初日ではなく、2日目にあえて設定していたのでした。

昨晩、泊まっていた宿が11:00チェックアウト。
公営アルベルゲは12:00チェックイン開始なので、時間もバッチリ。
少し早めにチェックアウトを済ませ、11:00前には現場へ到着。

なんと一番乗りでしたが、すぐに巡礼者が集まり始めました。

早く来てよかったあ!!!!!







チェックインも無事に終えて館内へ。

ベッド数が150もある巨大アルベルゲでした。


だけど、埋まっちゃうんだよねえ。

ブルゴスから巡礼をはじめる人もいるみたい。



ベッドゾーンは、細かく区画が分かれていてプライベートも守られていて居心地◎。

しかも2段ベッドの下を指定されてラッキー✌︎




ではブルゴス大聖堂の見学へ参りましょう。

とにかくスケールがでっかい。

写真に収まりきれない大きさです。



中ではアプリによる音声ガイダンスを聞くことができましたが、残念ながら日本語はなし。

ということで、ガイダンスは聞かずに見てまわりました。













いくつものゾーンに分かれていて、ゆっくり見学すれば時間があっという間。
ブルゴス滞在を2日間にしてよかった。

感動的なうつくしさでした✨✨✨

さて、この翌日はこれまでの最長距離31kmを歩きます。早めに準備して、おやすみなさい🌙


最後まで読んでいただきありがとうございます。


オラ!


日本を飛び立ったのが、9月3日。

濃厚な9月が過ぎ去り、10月へ突入!

帰国日まで3週間あまりとなりました。

10月もたのしんでいくぞー。



さて今日のブログは、旅22日目(巡礼17日目)を振りかえります。

Ibeas de Juarros(イベアス・デ・ファロス)という巡礼路を離れた街へ宿泊することになり、またしてもすてきな出会いのおかげで無事、宿へ到着。


私と似たような巡礼者が、他に3組いらっしゃいました。


どうやらこの街からそのまま歩いて、次の目的地であるブルゴスへいく道があるらしい‼️ 

おおそれは助かる🙏

タクシー捕まえて、巡礼路へ戻る必要がなくなりました。


しかし、宿からしばらく直線コースを歩き、途中の街から左折するんだって。

スペイン巡礼のアプリにも一切載っていない情報なので、もうこうなったら行ってみるしかないね。



日本から持参した味噌汁で朝ごはん。

お湯をいただくだけなのに、2€(330円くらい)もとられたのには驚いちゃったけど👀



さ、気を取り直して出発だい。

宿を出てしばらく行くと、巡礼の目印のモホン(石碑)を発見💡


よっしゃあ!

ここからは、目印見つけながら進むぞー。



交通量の多い道のすぐ脇を歩けるようになっていました。


まあだけど…

確かに巡礼の目印はあるけど、昨日まで歩いていた北スペインのすてきな田舎道と違い、車がじゃんじゃん行き交う通り沿いを歩くのって、しんどい。



車の排気ガスもあるし、大型工場の煙もモクモク。

車は結構スピード出して走ってるし、ヒヤヒヤ。車に跳ねられた動物が死んでいたりもして…



歩いていてしんどかった。




とにかく真っ直ぐ歩き続けて、事前に話を聞いていた街まで到着したみたい。


となると、この辺りのどこかで左折するらしいけど…



と、思いながら歩いていたまさにその時。

後ろから自転車に乗った男性が現れて、巡礼路の道をこう行って、ああ行って、と説明してくれたのです。


で、交通量の多い大通りを一緒に渡ってくれた!



なんと親切だこと🙏

またしても助けていただきました。

ありがたや、ありがたや。



言われた通りに進んでみると、カミーノの看板を発見💡

この道で間違いないみたい。



先ほど道案内してくれた男性が言ってた青い橋もあったし、後はこの道を進むのみ!




ようやく車通りを離れて平和な通りに出て来ました。公園の中をひたすら歩く🚶‍♀️


ずっとこんな感じ。



結構な距離を歩いて、やっと目的のブルゴス入り。

かなりの都会。


一気に人も建物も増えました。




サラリーマンの姿も!




大型バスも走ってる。



ブルゴスでは今日から2泊します。

本日のアルベルゲ。

かなり大きいところですが、日本人はいない。

8人部屋で仕切られていて、わたし以外は全員男性でした。


部屋がかなり狭くて、

都会のアルベルゲあるあるなのか。

息苦しくて居心地がよろしくない💧



しかも2段ベッドの上だった💧

上り下りでまた痛い目に合うのねえ。



つづく


最後まで読んでいただきありがとうございます。

オラ!


今日もいい日。

9月の最終日をめちゃくちゃいい気分で迎えています✌︎


それもこれも、勇気を出してスペインへ乗り込んだから。決断したあの日の自分に拍手を送りたい気分です👍


さてと、旅21日目(巡礼16日目)のブログ更新です。

この日は、Villafranca montes de ocaからIbeas de Juarrosまでの移動日。


またしても宿の予約が取れません。

一体、どれだけの巡礼者がスペインに来ているのか。


予約が取れたのは、Ibeas de Juarros(イベアス・デ・ファロス)という、巡礼路から離れた街のペンション(みたいな宿)。


はぁぁぁぁ、こりゃまたしても困りました。



さかのぼること巡礼3日目。

泊まりたかったズビリの街で宿が見つからず、巡礼路を離れたEugi へ移動しなければならなくなったあの日のことが脳裏をかすめました。


巡礼路を離れた途端、人が居なくなるのです。

道も歩きにくい。

Eugi までの道は巡礼路ではないから、車が行き交う道のわずかな隙間(危険極まりない!!!)を歩かないといけなかったのです。


その時は雨も降り、坂道クネクネの上り坂が続き、しかもトラックがわたしのすぐ脇を猛スピードで通り抜けて行くから、生きた心地ゼロ。


限界値に達したとき、たまたま通り過ぎた村で、通りすがりのお父さん(第一村人!!!)に声をかけ、ご厚意で宿まで車に乗せて送っていただいたのでした。



もうあんな目には、あいたくないから🙏


この日は、巡礼路を外れるタイミングで、早々にタクシーを捕まえる作戦。といっても、スペイン語がまったく話せないし、わたしのスマホはスペインで電話ができない契約になっている。


これはピンチといってもおかしくない状況であるのは、間違いないけど。


前回のピンチと違うのは、バルがある街を通過すること。


巡礼路のAGESという村か、そのひとつ先、Atapuerta のどちらかまで一旦歩き、その村のバルか何かでタクシーを呼んでもらおう作戦を思いつきました。


翌日は、また同じ村へタクシーで行って、巡礼再開すればいいじゃない! その作戦で何とか行ける気がしていたんですね。



AGESへ到着。




ささ、バルはあるかなあ?


あれ、あっさり通過しちゃった。
バルなかったね💧



大丈夫。

まだ次の村、Atapuertaがあるもの。


さあ行こう。


歩いて歩いて、やっとアタプエルカの街が近づいてきたとき、ここでタクシーを捕まえられなかったら、もうおしまいというハラハラ感もありました😭



そうなった時は、さらに2時間近く歩いて、宿のある街まで行くしかないけど、ここでひとつ厄介な問題。


今日の宿は、スタッフがいつもいるわけじゃないらしく、チェックイン予定時刻に合わせて宿に来てくれるシステムらしい。


なので事前にチェックイン予定時刻を聞かれていたのでした。


伝えた時間は15時。



アタプエルカへあともう少しで着こうかというとき、時計は14時30分前。

時間がない!!!!!!!!!!!!



街が見えて来た時、ヒッチハイクも覚悟。

と、その前にタクシーチャレンジやってみよう。


バル情報を検索すると、すでに営業時間外だったり、街の奥にしか店がなかったり(歩くと遠い)…


雲行きがあやしい🤨



すると一軒、15時まで営業のスーパーを見つけた👀

もうここを目指すしかない。



街はもう目前なのに、一本道は歩いても歩いても続き…


目指すスーパーは閉店時間間近だし、チェックイン予定時刻は迫っているしで、超ピンチ。

ひえーーー、いそげーーーーーー🚶‍♀️


ほぼ走ったよね。



はぁぁぁ、やっとスーパーへ着きました。

ゲホゲホ。



お店にカメラを向けた瞬間、中からタイミングよく人が出てきてピースされた。

こちらがピンチのときに、なんと愉快な人が出てきたものだと思って、この店のスタッフですか?と聞くと、どうやらそうらしい。



ちょっとこの人なら、タクシーの手配もお願いしやすそう。


中に入って、とりあえずお買い物。

宿へ着いてから飲むビールと、バナナなど合計金額7.77€



7が3つも並んで、こりゃめでたい✌︎

もしかすると、イケるかも。



わずかな期待を胸に、早速、先ほどの店員さんに事情を説明。タクシーを呼んで欲しい旨を伝えました。


すると店員さん曰く、それはお安いご用だと。

だけど、タクシーは高いよと言われたのです。


車で10-15分の距離なのに、タクシーが50-60€くらい(日本円で9000円前後)するんだって。

あちゃー😣

マジで高いね💧


だけど、ここまで来て、もうお金うんぬんの話ではないのよ。


タクシー手配をお願いしたいです🙏と告げると…



男性店員が、年上の女性と何やら相談してる感じ。



その後、何ということでしょうか。

お願いしたタクシー手配ではなく、宿の近くまで車で送ってあげるよ、と言われたのです🙏



えーーーーーーん、マジですか😭

ほんとに号泣しちゃった😭😭😭



昼の営業が終わる15時まで、待っててと言われて、そんなのお安いご用と、先ほど買ったばかりのビールを飲みながら待つことに。



こんな奇跡あります?



こんなやさしい人たちに出会えたこともうれしすぎるし、そこで飲むビールもおいしいし。


追加でまたお買いもの。

車で送ってくれるんだもん、そのくらいのお礼はしないとね。


その後、15時になってすぐ、店は閉店。

すぐさま車を横付けしてくれました。


運転手は、先ほどお店にいた女性。

なんとやさしいスタッフさんのお母さんでした。



感動のあまり3ショットをお願いして、この写真。



感動のあまり目が開いてない。

マジで感動だよぉぉぉ😭



先ほどわたしが歩いてきた道を、車で爽快に逆戻り。あああ、ドラマみたい。



無事、宿のある街まで来ると、近くまで送り届けると言ってくれた彼が、わたしの重たいバックパックをヒョイと抱えて、宿まで送ってくれるという。


どこまでやさしいんですか🙏


宿へついてインターホン鳴らすけど、応答なし。

15時すぎちゃったしなあ。


とここで、彼が宿へ電話をかけてくれて、スタッフ登場〜。


何から何までお世話になりっぱなし🙏🙏🙏

このご恩は一生忘れません🙇‍♀️


またしても良い出会いでした。



着いた宿が、これまたとてもすてきなところでした。



この日のお部屋は、個室でーす♪



夕食にはワインが出てきて(これが一人分ね)



サラダやチーズ🧀



ごはーん来た!

ピラフみたいなの。



パプリカの肉詰め。


どれも美味しゅうございました♪



ハラハラドキドキの展開からの

またしても奇跡。

スペインでどれだけすばらしい出会いが続くのだろう。


この日のできごとも、

一生忘れることはないでしょう✨



最後まで読んでいただきありがとうございます。