食事

それは、性欲・睡眠欲・食欲と人間の三大欲求の一つである。

それは、生きとし生けるものを己の物とすることである。

それは、生を行う上で第一条件となるものである。

人は皆、食べる喜びを知っている。

そして、食への追求も行い料理という概念が生まれた。

如何にして食の喜びを高めるか、それは料理により味覚だけでなく、視覚や嗅覚、聴覚や触覚まで人間の五感を満足させることだと辿り着いた。

そして何より、食材に含まれる栄養も加味され、頭脳でさえも食事に費やしてきた。

こうして、人間は食事というものを大切にし進化し進化させてきた。

平和である現代では、それが顕著に現れている。

食事は、未だに進化しなお、派生も続けている。

和食や中華、フレンチといった具合に世界には様々な派生した料理がある。

しかし、叡智に富んだ人間たちは1つの回答にたどり着いた。見た目や匂い、栄養価や量、現代ならではの価値観ではあるがコスト、全てにおいて完璧と言える料理がこの世には存在する。

パフェの語源が完璧を意味するパーフェクトだからパフェでしょ？などと浅はかな答えに行き届いた愚かな愚民どもよ、料理界の叡智を詰め込んだとも言える料理の結晶に平伏すがいい。

その料理とは、二郎系ラーメンである。

刮目せよ！敬え！そして、堪能せよ！

このフォルムに、この味に！

にんにくの香りで食欲を刺激され、軽く茹でたもやしのシャキシャキとした歯応え、もやしの上に広がる背脂のエデンからの旨味の嵐、チャーシューの肉厚さと豚と醤油による共演はアダムとイヴの出会いから生み出させる禁断の果実。

もやしと背脂のエデンの下には、豚骨と醤油ベースのスープに絡んだ麺。いや、ここでは麺様とあえて呼ばせて頂こう。製麺されてからも小麦粉を感じさせる麺様は、例えるならば麺界のナポレオンだろう。醤油や油といった主張の強い調味料にも屈しない強さたるや我々の舌で鎮座し闊歩するのに疑いようもない。

なんと言っても、もやしと背脂のエデン、にんにくは量を無料で増やせるのだ！（店舗による）

なんというコストパフォーマンス

路上ライブをやっていた頃のゆずを無料で聞けるくらいのお得感はあるだろう。否、それをも凌駕するだろう。

兎に角、最強の食事は二郎系ラーメンである。

この記事を書いた変態局長の城田は、最後の晩餐に何を食べるか問われたら迷わず、母親の作るチーズケーキと答えることだろう。

私の将来の奥さんには是非チーズケーキの探求を所望す。

みんなで食べるご飯は美味しいby○堂