退院して約20日ぐらい経った頃。
相変わらずご飯もよく食べるし、元気は良さそうだ。
食べ過ぎで太ったのかと初めは勘違いしてたけど、やっぱりおかしい。
お腹がパンパンに膨れているではないか…
これは何かおかしいと思い、再び病院へ。
見るなり先生が、
「腹水が溜まってますね。
とりあえずお腹を圧迫してるので抜けるだけ抜いて腹水のタンパク質を調べてみます。」
そして…
「感染症に掛かったりしてるとタンパク値が高くなったりしてるのですがそれは見当りません。」
「また、エコー検査やこれまでの様子などからみても確定は出来ませんがリンパ腫などの腫瘍の可能性が高いです。」
「もし精密な検査や確定診断を求められるのであれば、お腹を開くという手もありますが年齢的に見ても…」
ただこちらも病状はしりたいので他を尋ねると。
「全身麻酔もリスクは多少ありますが、全身麻酔で造影剤を投与してCTをやり、それでも分かりにくいようなら組織の一部だけ取るという方法はあります。」
だいぶ悪いんだというのは分かりつつもそれをお願いすることにしました。
なんとも言えない気持ちながら翌日また猫を預けに行き診断を待つ。
良い答えなんか出るはず無いのにね…
結果は、
「肝臓と肝嚢に腫瘍があり、それが悪い事に腸の方に播種しています。そればかりか、もしかしたら肺の方にも…」
「残念ながら今の獣医学では良い治療法は無いという状況です。」
「余命も1か月ぐらいになるかも知れないぐらい悪いと行った状況です。」
多少覚悟はしていたもののいざそうなると辛いです…
後は少しでも美味しいものを食べさせて、なるべく寄り添いながら…
そう思ってもこれまでのいろんな想いが溢れて…
残り期間を過ごす為に帰宅。
全身麻酔やらで余計に疲れたのか帰って来て前より元気はなさげ。
とにかく残り期間精一杯遊んで過ごして、いろんな思い出を振り返りながら楽しみたいと思います!