アイデアはどこからやってくる? (14歳の世渡り術)/岩井 俊雄 | そらまめ書林の本棚

そらまめ書林の本棚

子ども向きの科学の本、しかけ絵本、写真集、アートやクラフトの本・・・などなどのブックレビューを中心に、本屋さんや一箱古本市、手製本・豆本、パーチメントクラフトその他手作りの話題も織り交ぜて・・・。

アイデアはどこからやってくる? (14歳の世渡り術)/岩井 俊雄
¥1,260
Amazon.co.jp

先月岩井俊雄さんの『100かいだてのいえ』に

まつわるイベントの話をしましたが、


http://ameblo.jp/ine0214/entry-10744245207.html


その後『アイデアはどこからやってくる』も読んでみました。


次々とユニークな製品を思いつく岩井さんが

発想についての彼独自の考え方を

種から木が育つことに例えたりしながら

書いていることもおもしろいのですが、


『100かいだてのいえ』と『ちか100だいてのいえ』の絵本が

どのようにして生まれたのかという経緯がおもしろかったです。


「何かに不満を感じたとき―それはアイデアの種をみつける

最高のチャンスです」


と書かれていますが、

苦手なものや不便を感じたことを克服しようとした工夫が

いつも岩井さんの素晴らしいアイデアを産み出す

きっかけになっているというのはすばらしい。


これから先の人生で出会うかもしれない嫌なことに対して

不安に思う気持ちを軽くして

明るい気持ちにさせてくれる言葉ですね。




よろしければ、ポチッとひと押しお願いします。m(__)m

    ↓
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ