- Focus in the Dark 科学写真を撮る/伊知地 国夫
- ¥1,995
- Amazon.co.jp
RikaTan4月号の読書室でも紹介させていただいたのですが、
科学写真家、伊知地国夫さんの最新刊です。
見開きの左ページには
ポスターにしたいような美しい~、
でもどうやって撮ったんだろう?と思う
不思議な写真の数々、
で、右ページには、なんとその撮影の種明かしが解説してあります。
それもすごく大掛かりな装置が必要かと思ったら、
コンパクトカメラでもトライできるものもたくさんあるんです!
で、さらに昨日はなんとなんとその伊知地さんが
RikaTan編集委員仲間の「さかさパンダ」さんたちがやっている
サイエンスカフェ「星と風のサロン」のゲストということで、
この機会を逃すわけにはいかないと
三鷹まで行ってお話をお聞きしてきました。
http://www.nao.ac.jp/info/hoshicafe/salon.html
普通のテーブルを囲んで
間近でお話が聞けるだけも感激だったのですが、
伊知地さん、あれやこれや
自分が実際に撮影に使われる
自作の撮影道具を持ってきてくださり、
表紙のミルククラウンの写真の撮り方も実演つきで
説明してくださいました。
そして一番感激したのが、その場で肉眼で
ミルククラウンが見れたこと!
写真で見るんじゃなくて「生ミルククラウン」
(ってなんかおいしそうやな(^_^;))ですよ!すごい!
これにはさすがにちょっと手のかかった装置は必要ですが、
それでも私でも頑張れば作れないこともないかも??
と思える感じのものでした。
そして、こういうものを試行錯誤しながら考えていく
伊知地さんの撮影現場のリアルな空気も伝わってきて
興味深かったです。
無重力状態の炎を撮るために
「飛び降りてみました」なんておっしゃるところなど
なんかちょっとお茶目だったり。(^_^)
実演はもっと簡単にチャレンジできるものもあって、
下の写真は昨日会場で私の携帯のカメラで
撮った写真です。なんだかわかりますか?
必要なものは、
いらなくなったCDとロウソクだけ。
おもしろいでしょ?(^_^)
本にはほかにもいろいろな写真と撮影方法が紹介されています。
ぜひ、読んでみてくださいね。