いくらポジティブな考え方でも、方向性が定まっていないと「轍がつきにくい」と言いますか、その場限りで終わってしまう。
必要なことかもしれないけど、毎日浮き出てくる自分のネガティブ思考の処理だけで疲れてました。「何か違うな」と思いながら毎日過ごしていた。だいたい「おそだし」な時点で疑わしい。
もっと自分の気持ちも、グイングイン振り回されながらしょっちゅう修正するのではなく、大河のようにうねりながらでも「目標や理想の海」に確実に近づいていると実感できる毎日を過ごしたかった。でも全然自分をコントロール出来ていませんでしたね。
そしてある時、年初めに決めた目標が形を変え、小さくなって自分の中にあることに気づきました。
「気づいた」というとおかしな感じに聞こえるかもしれません。自分の目標ですから、変えられるのは自分だけです。「他の人がこっそり変えた」なんてことは当然ありえない。
でもぼくは、苦しんで、悩んで、考えて、考えて…ようやく、「あれ、正月に決めたことと大分違うぞ。」と「気づいた」のです。それだけ曖昧にしてたということですね。
だから、目の前に起きたことに対していちいち一喜一憂していました。いいことが続いたときに、調子に乗って大事なプロセスをすっとばそうとしてた。そのうちにすごい速度で目標に近づいているように錯覚して、いろんなものが狂ってきたのだと思います。
どうすれば、目標に向かって突っ走って真っ暗な雲に頭を突っ込むことを避けられるのでしょうか。
最初に「目標の具体化が大事」だとお話ししました。
正直そんなこといろんなところで何度も聞かされてきたことだと思います。でもぼくはしなかった。結果痛い目は見ましたけど、苦しんだ分具体化する意味と「何を具体化することが一番環境に左右されずに目標に向かっていけるか」ということに気づきました。
一言で言うと、「その目標を達成したとき、自分は何を習慣にしているか」を徹底的に想像すること。
そしてその習慣を体得するために、「今年中にはこれを習慣にしよう」「今月は毎日これを欠かさずやって習慣にしよう」と、長期目標を「1日のやることリスト」まで具体化してしまうのです。あとは信じて毎日必ずリストを実行していく。
「想い」だけで目標に向かって走り続け、達成できる人はよほど強い人でしょう。ぼくには無理。
「この方法でかならず目標が達成できる!」なんて言うつもりはないし、実際やり始めたばっかりで正直わかりません。ですが、気持ちは前向きになりました。「毎日、一歩かもしれないし1mmかもしれないけど、確実に目標に向かって進んでいる、成長している!」と実感できることは日々に喜びと輝きを与えてくれます。
「たまたま一回出来たこと」と「いつふられても必ず出来ること」は全然違う。結局その人を形作っているのはその人の習慣なのだということに気がつきました。
さて、「本」からは大分脱線してぼくの体験にお付き合いいただきましたが、いつかこの気づきを体系化して皆さんに提案できればと思います。
暗雲から抜け出し、新たな武器を手に入れ、ようやく本の紹介に戻れそうです(^。^;)