まず、
SMILE@LA の あがさんのブログ We can't save them all
と、
きなこもちまめ の OklahomaFrostさんのブログ かんがえる
を読んでいただけたでしょうか?
話題は、英文で書かれた、We can't save them all. And we shouldn't
「全ての犬を救うことはできない。また、救うべきではない。」と言うコラムについてです。
何の罪もなく、フレンドリーな犬が飼主の身勝手で保健所に送り込まれ、次の飼主が見つからないまま、人知れず毎日死刑(安楽死)処分されている一方で、咬傷事件を起こした問題犬に注目が集まり、その犬の安楽死処分を阻止するためのキャンペーン、さらに更正のためのトレーニングやリハビリ等に時間・お金・人手を費やす代わりに、もっと手のかからない問題の無い犬をより数多く救えるのではないか?そのためにも、咬傷事件を起こした犬は救うべきではないと言うトピックですが、、、
これは、動物保護活動にお金や人手が足りず、罪の無い救えたはずの命が数多く殺あ処分されている納得のいかない現実の中で、より数多く救えるのはどちらか?と本来動物が好きでこの仕事はじめた方の現場での実際の本音、究極の選択なのかもしれません。
それでも、
あがさん
、OklahomaFrostさん
同様、私も反対です。咬傷事件を起こした犬にもセカンドチャンスを与えることをあきらめたり、完全に廃止しては絶対いけないと思います。
この10年20年で動物保護活動の質はアメリカでも日本でも大きく前進しています。
たとえば日本、
1995年阪神・淡路大震災の時は避難所に家族である犬猫と一緒に非難することができませんでしたが、2011年東北地方太平洋沖地震では条件付で犬猫も一緒に避難所に入ることが許されました。
また、他にも悪質なパピーミル(ブリーダー)が摘発され多くの犬が保護されたりもしています。
世の中は少しずつかもしれませんが良い方向へ進んでいる証拠だと私は思うのです。
アメリカでは、
20年前私が初めて渡米した頃はショッピングモール内のペットショップにはショーケースに入った子犬子猫が売られていたのを覚えています。がしかし、20年後再度渡米して今目にするのはアダプト(シェルターからの引き取り)を促すポスターや、イベントであり、子犬子猫をショーケースに入れて展示販売する店が見当たらなくなっています。
これは大きな前進だと思います。あきらめなかったから改善されたんだと思います。
私は、咬傷事件を起こした犬でも、ただ単に飼主の気まぐれで捨てられた犬も大差はあまり無いと思うのです。もっと人間側に責任を取らせるべきだと。。。そういう世の中になってほしいのです。
車の免許があるのと同じで犬を飼うのに免許が必要だといいかも。。。理想論ですが、、、それくらい犬を飼うのは大きな誓いや責任が必要ですよね?
この意見、きちんと飼育されている方、犬と向き合っている方なら同意してくれると思うのですが。
私が思うのは今の現状に合わせて、保護する犬、殺処分する犬を振り分けてしまったら、進歩は無くなってしまいます。究極論ですが、そうすれば、それでも救う予定の犬がすべて救えきれない現実にぶち当たった時、次は、『おトイレがちゃんとできない犬は救わない』とか、『よく吠えすぎのうるさい犬は救わないでいい』とかに、なりかねません。
あきらめずに、どうしたら不幸な犬を減らせるのか、また予算ももっと得られるのか?プラスに事を考えるべきだと思うのです。
==ここからは私がこう思う理由について、いくつか例をあげます。=============
==長くなってすみません。m(__)m=============
あがさんが取り上げている咬傷事件暦がある犬が殺処分をま逃れ、ディスクドッグでチャンピオンになったピットブルのウォレス君の話しも是非感動するので読んでください。
私はあえてもっと身近で、さらに日本人にもなじみの例を織り交ぜて話をしていきたいと思います。
先日私の住む近所で、ある女性が小型犬1匹と中型犬1匹をつれて散歩していたところ、見知らぬ大型犬に襲われ、犬2匹とそれを助けようとした飼主の女性はみな縫合が必要な大怪我を負いました。
普通にいつもの散歩をしていたところ、推定45kg程の大型犬がものすごい勢いで向かってきて、その犬を連れていた女性が耐え切れず綱を手放してしまい、そのまま突進してきて襲われたそうです。
最悪なのはその襲った方の犬とその飼主と思われる女性は、その後あわてて逃げ去ってしまいました。現場には逃げ去った女性のサンダルが片方落ちていたそうです。よっぽどあわてて逃げたのでしょう。。。
この事件は私が住む地区にある、ご近所の回覧板のようなEメールで知りました。それには襲った犬とその逃げた飼主の特徴が書かれ、犯人を探しているとの事でした。
まずこのメールを見た旦那が、人間の顔や名前は覚えられなくってもわんちゃん達の名前やお家をかなり知っている私に、犯人の犬とその飼主を知っていないか?と聞かれたのですが、まったくその特徴に合う犬を私は知りませんでした。
そして、私は思いました。こんな事故を起こしておいて逃げるような人間です、こんな攻撃性のある犬にしてしまったのは飼主の制でしょう。散歩もあまりしていないのかもしれない、だからこそこの私ですら見たことも無い犬なのかもしれない。ちゃんと犬を育ててない、躾けもして無い、自らの犬をコントロールすらできないのにやたらかっこよさからデカイ犬でも飼い始めたに違いありません。私から言わせれば犬を飼う資格が無い人間!憤りを感じました。
この事件の犯人(犬も)は必ず見つけなければいけない、また別のだれかを襲う前に。
怪我した側も警察とサンノゼ市のアニマルコントロール(日本で言うところの保健所)に傷害事件として報告、犯人を捜していました。
でも、犯人(犬)が見つかったらどうなるんだろう。。。
最悪のケース犬は殺処分になるでしょう。
そしてその判断はけっこうあっさり決まるに違いない。
その一報で飼主側はどんなペナルティーをうけるのだろうか?
怪我した方と犬の治療費の負担くらいだろうか?
私はそれが許せない。
無責任が飼主の制でおきた事故であっても、なにかおこれば処分されるのは犬なのです。
それも死刑(殺処分)がほとんど。
その一報で、無責任飼主は前科記録も残らす、なんのペナルティーも無く、改心する事の無くへたすればまた犬を飼ったりするのです。
処分を受けなければならないのは人間なのに。
私の考え方、理想はこうだ。
1度、咬傷事件を起こした犬は飼主の前面負担の元、セラピーやトレーニングを受けさせる。そしてもちろん飼主もそれ専用のクラスを受ける。犬も飼主も教育が必要。
①飼主が改心し、全力でその犬と暮す為に何でもするとなった場合
人間の言うところの執行猶予のように、アニマルコントロールの監視の元、必修のトレーニングを犬と飼主セットで受けながら余生をおくる。
➁飼主に今後の飼育意欲がなかったり、責任感が見られなかったり、飼育可能なスキルや経済面、環境等々この飼主には無理と判断された場合
その飼主はもう『二度と犬を飼いません』と言う条件と共に、罰金=その犬に今後かかる飼育やトレーニング費用として使われるそれなりの大金を罰金として払わせる。
そして犬は良い環境、良い飼育者の元におくられ、トレーニングを受け余生をおくる。
そうあるべきだと常日頃思っているのです。
そう考えるのには理由があります。
犬は飼主が変われば、犬も変わります。
飼主の態度が変わっても犬は変わります。
飼う人が変わっても犬は変わります。
そういう犬を何匹も今まで見てきました。
私の義母は長年ジョージア州にある熊とライオンとトラが仲良く一緒に暮らす有名な大きな動物保護施設Noha's Ark
で、犬の保護活動をしていました。つねに15匹ぐらいの犬と馬、ロバと暮らしています。すべて保護施設から引き取ったものです。
毎回のように、年齢もあるし、もう新しく犬は増やさない!といいながら最近も1匹家族が増えてます。。。笑
そんな中、昨年末お義母さんの家族の一員になったタナー君の話をしたいと思います。

左:タナー 右:インディ
タナー君は小さなテリアミックで、飼主とその家族を咬むと言うりゆうで殺処分もするシェルター(保健所)に持ち込まれたそうです。
シェルターでも職員を咬み、小型犬であっても危険、さらにこんな犬では新たな飼主はみつからないだろうと、殺処分が決定していました。
そこにたまたま用事があって立ち寄ったお義母さんが、『もし、私が咬まれなかったら、私が連れてかいります。もし咬まれても責任はすべて自分で取ります。1度だけチャンスをください』と言って、止める職員をなんとか納得させオリに入ったそうです。
そして、ゆっくり時間をかけてタナー君の隣に座り、なんと咬まれずになでることができたそうです。
そしてお義母さんのお家の子になりました。
その数ヶ月後、私と主人は里帰りでお義母さんのお家へ、そこには人を咬み凶暴なので殺処分がくだっていた犬とは思えないちょっとおくびょうだけどママが大好きなかわいいタナー君がいました。
他の犬とも仲良くやっていました。
初めて会う人間である私達にもすぐ甘えてきて、インディ君とも仲良くしてました。
お義母さんはこのタナー君に特別なリハビリやトレーニングはしてません。ただ、他の子と同じようにお義母さんのおうちの子として引き取って、その日から一緒に暮しただけです。
タナー君にはもう問題行動は見られません。
よっぽどひどい飼主に飼育されていたに違いありません。
このタナー君の様な犬は世の中にたくさんいるのです。
だからこそ、咬傷事件を起こした犬も、ただ単に無責任飼主がもう飼えないからと保健所に連れて来られた犬にも大差は無いと私は言いたいのです。
また別の例もあります、
犬が咬むのは別に悪い事ではないのです。吠えたり、穴を掘ったり、走ったりするのと同じように一つの自然な行動です。
つい先月もお隣のウサギをかみ殺してしまったハスキー犬に下された殺処分取り下げのキャンペーンが成功しアメリカでは話題を呼んだばかりです。
でも、犬が獲物を狩るのは自然な行動。私達人間はその犬の特技を利用して私達の生活を豊かにしてきた歴史があります。だから犬は咬む物、と言うのを前提に、私達飼主はそれを防ぎ、躾け、庭にフェンスを施し、綱をつけて管理する義務があると思います。それが愛犬を守る事につながります。
また日本でも昨年10月長野県で(元)警察犬が訓練士と散歩中、犬をなでようとした小学生を咬んでしまい軽い怪我をした事件がニュースになりました。
警察犬は非常によく訓練されています。試験もあり、適正でない物はなれません。そんな犬と訓練士が一緒にいても咬む事故はあるのです。
(この事件、その後犬がどうなったのか私は知りません。ご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えてください。)
警察犬は訓練や犯人確保の一環として腕に噛み付く練習をしています。頭上にいきなり手がくればくわえてしまう、捕まえなければと思う、優秀なだけに自然な行動だったのではと私はこのニュースを聞いてすぐ想像しました。
理解のある小学生の親で、訴えを起こしたりせず、軽傷だったんだし、これからは犬とどう接するか子供に問うくらいの理解ある親であることを願うばかりですが、この様に飼主だけでなく人間がもっと生き物を知らなければならないと思います。
私は子供の頃から動物まみれで育ちました。犬だけ無く、ウサギやニワトリ、カマキリにかみつかれたりおかげさまで大事に至らない程度に痛い思いしながら、生き物の扱いを自然と学んだような気がします。。。
みんなに一度犬にかまれれば次は注意できる!なんてお勧めはしませんが、咬まれない方法だけでなく、生き物を飼う事=命を預かる事はどういうことなのか、みんながもっと知って学ばなければならないのだと思います。
===============
どんどん話しが広がってしまいましたが、、、
最後に、
このトピックを私に投げかけてくださいました、あがさん、OklahomaFrostさんありがとうございます。
あがさん、OklahomaFrostさんそして私も自分の飼う犬を溺愛しすぎてわが子自慢の犬ブログを持っているアメリカに住む日本人です。
私達の共通点はそれだけでなく、私達が飼う犬達全てがみなシェルターからの引き取り犬です。
でもしっかりとした絆で結ばれています。
その証拠に、私なんかは小さな子犬から育てていなくっても、時々自分がおなかを痛めて生んだんだっけ?と錯覚を起こすほどいとおしいです。笑
アメリカでもまだまだ今回のコラムの様に保護活動が思う様にいかず辛い現状はありますが、日本よりアダプト(保健所等からの引き取り)が盛んです。そんなアメリカに住んでいる日本人愛犬家としてこのような問題を日本語で書き、たとえ同じ意見でなくても、より多くの人に知ってもらう、そのために発信していかなければならないかってな義務感からこのような投稿をしたしだいです。
ぜひ、みなさんの考えるきっかけになればと思います。
いろんな思いが強すぎて、まとまりの無い長文になってしまいましたが、読んでくださってありがとうございました。
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