人って不思議。
喜怒哀楽があって、人間界には幸か不幸か”コトバ”がある。
それを使ってコミュニケーションを取る。
また”人間関係”がある。
気の合う人、近寄りがたい人 たくさんいる。
たまに、こんな事を思う。
人間関係がうまく行ってれば幸せなのか
自分なりに考えてみる。
こんな自分でも短い期間で様々な世界を見てきた。
いや正確には自分の環境が変わりすぎた。
あるものがボクを堕落させ壊していった
それは お金
他人がどう思ってるかは知ったこっちゃないけど
これは本当に困った、厄介なクスリみたいなもんだと思う
仕事もせずに１年間で600万くらいは親から与えられたカードを使っていたと思う
ここでは親についてとやかく言うつもりはない。
これだけの金額をもらっていたのが17,8の高校生真っ只中なのだから
使わないわけがない。
そうだな
好きな物を好きなだけだけ買ったり、電車なんか乗らなかった。
そして、好きな時に好きなことができた。
その日に思い立って旅行に行ってみたり、クラブのVIP席で
好きなだけ酒を飲んだり。
思い出すとキリがない。
とにかくそんな生活を約一年繰り返してた
その時はもう楽しくて仕様がなかった。
お金ってサイコウだとも思った。
なんだ、世の中金じゃんって。
お金さえあれば何でもできるって。
お金を使わない事までできないくらい麻痺していた
けど違ったんだよね。間違ってた
何が違ったって、人が変わっちゃうんだよ
怖いくらいに。
寄って来たり、仲良くなろうとしてくるのは
金目当てが多かった。
もちろんそれはボクがアホみたいな使い方をしてたから
っていうのもモチロン一理ある。
だけれど、そんなことが長く続くと、今度は本当に友達に
なってくれようとしている人にさえ、深く踏み込めなくなっていくのがわかった
お店の店員だってそう。
お金を使っていた時は、調子よく機嫌をうかがってきたくせに
何も買わなくなると、まるで他人行儀。
商売だし、仕方がない事なのかもしれないけど
逆にその変わりぶりに驚いた。というか、怖かった。
なんかこれがオトナなのかなって思うと。
女の子もそう。
口を開いたかと思えば やれあれが欲しいだの
やれあれ買ってだの
恋愛でさえ怖くなった。
僕の”人間関係”にまでお金は踏み込んできていた。
他の人たちはお金があってうらやましいだの、お金持ちになりたい だの
色々言ってきた。
でもね、ボクが思うのは、そんなのは本当の幸せではないってこと。
お金で買えないものこそが本当の自分の”資産”だと思う。
お金で作った友達、女は、お金がないとわかったら、簡単にいなくなる。
そんなのは友達でも何でもない。
結局ヒトってないものねだりをする生き物なんだと思う。
みんなが持ってるから欲しいだとか
自分は貧乏だから金持ちになりたいだとか。
だけど、実際にその願望を叶えてみると理想を描いていたころのギャップに
ついていけなくなる。
今でも小学生だったころの純粋だった気持ちに戻りたいと思う。
思い出せるくらいだから、まだ廃ってはないのかな
とりあえず今日はここまで！！