以前ある部品のスライドレールを
設計していた時に、上司に
「スライド部分にグリース塗布指示しとけよ!」
と言われ、
グリースが何なのかも分からなかった私は
どの種類のグリースを使えば良いのか
分からず苦労しました。。。
もしかしたら、あなたも
どのグリースをどう選べば良いのかが
分からず苦労しているのではないのでしょうか?
今回の話は
そんなあなたの手助けになるかもしれません。
そもそも、グリースというのは
潤滑油に増ちょう剤を混ぜた半固体状潤滑剤です。
簡単にいうと
オイルを固めたやつ!という事です。
まあ、この記事を読んでいるあなたは
オイルとグリースの違いを理解していて
グリースの選定に困っていると思うので、
オイルとグリースの違い等は省いていきますね。
まず、グリースの種類を簡単に紹介すると、
① 鉱油系
② 合成油系
③ シリコン系
④ フッ素系
という種類があり、
① から④にかけて高価になっていきます。
さらに細かく分類できますが、
とりあえずこんな感じで覚えておいて下さい。
では、種類毎に使い方を簡単に言うと、
① 鉱油系は、金属同士の潤滑に向いています。
② 合成油系は、金属同士は勿論のこと、
耐油性の良い樹脂にも使用可能です。
潤滑性は鉱油系よりも向上しています。
③ シリコン系は、
耐油性のあまり良くない樹脂にも使用可能です。
しかし、電子部品に影響が出ることがあるため、
電子部品が近くにある場合は使用しない方が良いです
④ 耐熱性や耐薬品性に優れているため、
。。。という感じです。
ついでに、
私は最初にグリースを指示した際の
グリースの選択方法は、
前機種が選択していたグリースの種類を確認し、
そのグリースが塗布する部品の材料や
状況に適切かどうかを確認し
性能上問題なかったのと、コストが低かったので
前機種と同じグリースを採用しました。
今あなたが設計しようとしている部品に
適しているのはどの種類のグリースか、
もっと低価格のグリースを採用しても問題ないか。
上記を参考に検討してみて下さい。