キャシャーンsins 17話「ガラスのゆりかご」感想 | 思考回路はニート寸前!

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「愛って、一体なんなんだろう……」「私だ」「お前だったのか」

・レダの過去?

冒頭。花畑の中で、レダによく似た妊婦と、2人の子供達が戯れています。

新しく生まれてくる命に期待を寄せる3人。

これがレダだとすると、子孫を残す計画は妊娠まではいった……ということになるのでしょうか。

しかし、人間風に言えば「流産だった」と。


・ルナを生んだ科学者

キャシャーン一行は、ルナを生んだ科学者の研究所を目指しているようです。

一方、先にルナの生まれた場所に辿り着いたディオとレダ達。

かつてはレダもそこで「愚かな夢を見ながら暮らしていた」のだそうです。

レダを創らせたのはブライキングボスですが、ルナも同じ場所にいたとは。

ブライキングボスの息のかかった研究所だとするなら、ブライキングボスにとって邪魔だったルナはどうして見逃されていたのか。

レダはどうして研究所のルナやその兄弟について詳しくないのか。

いた時期が違うのかもしれませんが、レダのほうが新しいロボットの筈ですから、ずっと研究所にいるルナの兄弟について知らないのは変ですし。

そこらへんの人間関係や時系列がどうなっていたのかはよくわかりません。


・ルナの兄弟

キャシャーン達は、ルナの兄弟を名乗る3人の子供達に出会います。

名前はホールタ、ホート、ホーティ。

ホーが付いた名前ばっかりで……

すごく……覚えにくいです……。

リンゴも、「うん、覚えた」と言ってましたが、「ホートに、ホーティ……ホールタね」と確認してましたから、

内心「覚えにくっ!」とか思っていたに違いありません。


・待っていたレダ

研究所に戻ったホーホーブラザーズを待っていたのはレダ。

優しい態度でルナの情報を聞きだそうとします。

すっかり心を許してしまうホートとホーティ。

真実を見る目のあるホールタだけはレダの本性に気づきますが、話せないので伝えられません。

筆談用にスケッチブックとか持っておくべきでしたね。

この世界に文房具屋とか画材屋とかあるのか知りませんけど。


・ガラスのゆりかご

奥の部屋の大きな試験管を見て、どこか悲しそうな顔をするレダ。

ロボットの子孫を作るための実験装置でしょうか。


愚かだった自分が許せない。

子供に未来を託そうなんてした自分が許せない。

レダは、かつて他者に絶望したことがあったようです。

今は違う。

今の彼女は自分自身が永遠の命を手に入れ、永遠に美しくあるべきだと考えているようです。


イッた目で独り言を繰り返すレダ。怖すぎ。

狂気のナルシストに、子供達もドン引きです。

身内のディオもさすがに引いたのか、「風にあたってくる」と席をはずします。

子供達が怖いおばさんの恐怖と戦っているというのに……逃げたなこの野郎。


・キャシャーンvsレダ

子供達の中でもひときわドン引きしていたホールタは、ドン引きの馬鹿力で逃げ出して、キャシャーンに助けを求めます。

キャシャーンを殺し、自分だけが永遠に美しくあろうとするレダ。

4つんばいになったキャシャーンに刃物で浅い傷をつけまくっていたのは、殺すつもりというよりそういうプレイにしか見えませんでしたが。


キャシャーンの反撃で、レダの顔にはヒビが。

逆上しますが、ディオに止められてお姫様抱っこされて去っていきます。

ちょっとは自分の意見も言えるようになったね、ディオ。

この話はディオの成長物語のような気がしてきました。


・選ばれたリンゴ

ホールタが、リンゴの腕を掴んで奇声を発します。

リンゴがホールタに選ばれたのだと言うホートとホーティ。

ロボットの子孫となる資質を見出されたという事でしょうか。

3人の子供達は、ルナのナノ細胞を残して石化します。

さっきのバトルと関係ない展開でびっくりだよ!


ルナの細胞を研究するために残るオージ。

別れに涙するリンゴ……。

少しの間の別れだ、と言いますが、オージに凄く死亡フラグが立っている気がします。

ルナの不死や生命力の秘密がわかったときが、子供達が石化から解放され、リンゴの滅びが止まるときなのでしょう。

しかし、きっとそのとき古いロボット達は……。

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