神楽坂にある隠れ家ホテル、アグネス。
それまでは、アパートメント型のめずらしいホテルと噂には聞いていたけど
行ってみたいとは思わず。
ミシュランガイド2008、2009で、プチホテルでは唯一紹介されてからは
ちょっと興味がわきました。
先日、大好きなマーケッターの方が「アグネスを見てきて」とおっしゃっていただき、
それだったら、興味もあるし、いっそ泊ってしまおう!と思い、足を運んでみることに。
プチホテルながら、ハード面はかなりこだわってつくられています。
隠れ家、住まうホテルをコンセプトにしていて、それがハードにきちんと
表現されています。
数泊しか泊らないゲストはホテル棟、長期滞在型はアパートメント棟。
フロントから客室までの導線がキッチリ別れていてデザインにも反映させています。
ホテル棟はホテルらしい廊下・客室に。
アパートメント棟は、廊下もタイル張りで外に面していて、客室内もランドリーや
キッチン、大きな冷蔵庫があって、マンションの1室のようです。
驚いたのは、スタッフの方のヒューマンタッチなサービス。
皆さんどなたも、笑顔、挨拶も一人一人きちんとしてくれ、
さりげなく声をかけてくれます。
これは当たり前のことですが、多くのチェーンホテル・シティホテル、場合には
ラグジュアリホテルのスタッフは、その急がしさからでしょうか、笑顔で
接客しないスタッフがほとんどです。
テキパキと無駄なく業務をこなしているだけで、
ゲストへのサービスマインドを忘れている方が多いです。
このホテルは全く違います。ホテルスタッフがゲストに心地よいサービスを
提供しようという気持ちで接客していることが伝わります。
黒服の方でさえ、他のスタッフと話中でも、
ゲストが来たら話を止め、ゲストに向いて声をかけてくれます。
ミシュランで紹介されたのも納得の、素晴らしいホテルです。
お気に入りのホテルをまた一つ見つけました♪
■ 11/6(金) 23:30 チェックイン
平日金曜日の仕事後に予約していたので、
最寄り駅に着いた時はかなり遅い時間でした。
地図では外堀通りを右折すると5分で着くとのこと。
東京理科大の横を通るのですが、
真っ暗で人もいなくて怖い!!
すると真っ暗な中に、突然暖かな光を発見!
そう、これが「THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYO」。
道に迷ったかと思ったので、ホット安心しました。
ホテルの入口には木々があり水の流れる音がし、温かな光が煌々と光っていました。
正面玄関のサインがなくても、緑と水の音と光で自然に入口へと歩いて行く仕掛け。
そしてホテル内は暖かさを感じる照度。
暗闇を歩いてきただけに、ホテル内に入るとそれだけで暖かさを感じます。
敷地からホテル入口、そしてホテル内まで、計算尽くされています。
むむむ、侮れないホテル。
ロビーに入ると、すぐ目の前がフロント。女性スタッフが1人でいました。
すぐ私に気づいて、にっこり笑顔。
チェックインの手続き中も、やさしく話かけてくれました。
彼女の案内で客室へ。
3Fで降りると、そこは外!
マンションの廊下のように外が丸見えでした。
そのまま本日泊まる客室に入ると、廊下と同じタイル張りの玄関!
左にはランドリーとキッチンが。
ここは、アパートメントタイプのルームでした。
一瞬すべてこのタイプなのか。。。と驚きましたが、
どうやらホテル棟とアパートメント棟に分かれているらしく、
煙草を吸える客室がなくてアパートメントルームになったとのことでした。
アパートメントルームは、ホテルの客室!といった豪華さはなく、
マンションの1室という日常感を感じさせる調度品です。
長期滞在の方が落ち着く客室を徹底的にこだわって作った感じです。
とにかく、プチホテルなのにコンセプトが明確でびっくりです。
フロントの女性にバーを勧められて、K’s barへ。
そこは、1階の高さを区切って、上はレストラン、下はバーといったつくり。
施設面積が少ない中、うまく天地を区切って作られています。
それにより天井が高くないbarは隠れ家的な印象に。
私以外には1組の年配カップルだけで静かです。
11月のお勧めホットカクテルを飲んだら、今週の疲れか、眠くなり客室へ戻りました。
TVをつけてベッドに横になると、そのまま眠りの世界へ。。。化粧も落とさずに。。。
■翌日
起きたのは9時。
昨日1時に眠ってしまったとはいえ、8時間爆睡。
ベッドマットレスが程良い硬さでぐっすり眠れたようです。
朝食をとりに、レストランへ。
すでに10組近くのかたがいらっしゃいました。
稼働率が年間で80%だけあって、この不景気の中でもお客様にご利用いただいて
いるみたいです。ブラボー。
外国人や、30代女性のお友達同士、20代の若いカップル、日本人ビジネスマン
ぽい方と、客層も多岐に分かれています。
このとき女性1人は私だけでした。
テーブルに案内されたら、しぼりたてのオレンジジュースを提供するとのこと。
これはうれしい!見ると横でコックコートを着たシェフが一生懸命絞っていました。
絞っている様子が見えると、本当にしぼりたてであることがゲストに伝わります。
オレンジジュース一杯、それだけで、「素敵なサービスを提供してくれるホテル」とい
う印象を与えます。すばらしい。
卵料理もお好みで作ってくれるとのこと。これまた日本人は、ホテルでの卵料理に
こだわる方が多いので、心をくすぐるサービスだと思います。
ビュッフェですが、そこは20弱。けして豪華ではないです。
が、オレンジジュースと卵料理サービスのインパクトが強く、「素敵な朝食」とゲストは
満足するでしょう。
朝食後は、いよいよホテル探検!
ホテル棟側の廊下にあるラウンジへ行くと、婚礼に参列するゲストでにぎわいを
見せていました。
地下のバンケットのある階段を降りていいかスタッフに聞くと、挙
式のリハーサルなのでと断られました。そのままホテル棟側に歩いていくと、客室が。
廊下のデザインがアパートメント棟とは全く違っていて、
プチホテルの上品さとかわいらしさを醸し出す作りに。すごい徹底ぶり。
エレベーターで地下まで行けるので、行ってみると本当にリハーサルの真っ最中。
バンケットものぞきたかったのですが、残念です。
ホテル外に出ると、すぐそばにアンティーク調のかわいらしいお菓子屋さんが。
これがホテルのペストリー。
昨年12月にできたらしく、朝から利用者がちらほらと。
どうやら雑誌でも紹介されており、地元に愛されているペストリーのようです。
客室に戻って、バスタイムを満喫。
ジャグジー機能がついているのが嬉しい。
■チェックアウト
ソファで身支度を整え、チェックアウト。
昨日対応してくれた方とは別の人でしたが、忙しいチェックアウトタイムであっても
笑顔で対応。
そして手続きを終えた後は、フロントスタッフ全員で「ありがとうございました」と
挨拶してくれました。最後も暖かなサービスでした。
来年は10周年。
ぜひ10周年記念として、ユニークなプロモーションを展開してほしいです。
神楽坂にあるという立地を生かして、地元と大学とコラボした企画とか面白そう。
とにかく、シティホテルとは異なる、オンリーワンのホテルでした。


