「え、ここで!?」ってところでスッと画面が真っ黒になって、音も消えて、操作も受け付けない。
セーブは直前まで粘ってたのに、結局また最初から。
そんな夜が何度か続いて、さすがに心が折れかけました。
しかも他のエンジンのゲームは平気。
Unityで作られたタイトルだけが、ときどき、あるいは連続でクラッシュ。
検索欄に「Unity ゲーム クラッシュ 原因」って打ち込む手は震え気味で、気持ちはちょっと敗北感。
でも、そこから日を分けてコツコツ直していったら、ちゃんと静かな夜が戻ってきたんです。
ここでは、あの時の「実体験ベースのやり方」を、できるだけやさしく置いておきます。
最初の気づき:原因はひとつじゃない。小さな“ズレ”の重なりでした
最初は「このゲームのせいかな?」って思ってました。
でも、別タイトルでも落ちる日があるし、同じゲームでも落ちない日もある。
そこで気づいたのが「原因はひとつじゃない」ということ。
Windowsアップデートのタイミング、GPUドライバ、Discordやブラウザのハードウェアアクセラレーション、SteamやGeForceのオーバーレイ、モニターのつなぎ方、フルスクリーンの切り替え方、そしてゲーム側の負荷の山(読み込み・セーブ・シーン遷移)。
ちょっとずつの“ズレ”が同時に重なると、Unity クラッシュ 頻発が起こる。
逆にいえば、小さなズレを2〜3個ならすだけでも、全体はスッと落ち着くんですよね。
わたしの症状は、起動して5〜10分以内に一度落ちる日があったり、30分〜1時間遊んだ後にふっと落ちたりと、時間帯でクセが違いました。
前者は「環境のズレ」っぽい、後者は「負荷の山」っぽい。
そう仮説を立てて、いきなり全部を疑わず、箱を分ける作戦にしました。
箱は3つ。
「環境のズレ(OS・ドライバ・オーバーレイ)」「負荷の山(メモリ・VRAM・FPSスパイク)」「外部の手(MOD・便利ツール・配線)」。
この3箱で並べるだけで、心が少し軽くなったのを覚えています。
それからは「落ちた瞬間」をちゃんとメモ。
起動直後/シーン遷移/セーブ直後/高解像度&高FPS/配信アプリ同時起動など。
メモがあると“カン頼み”から卒業できて、やることが順番に見えてきます。
負け戦に見えてたのが、少しずつ情報戦になっていく感じ。
ここまで来ると、ちょっとだけワクワクも戻ってくるんですよね。
やってよかった“最初の3手”:オーバーレイOFF/描画を落ち着かせる/整合性チェック
気力が少ない夜でも回せた、わたしの“助かった3手”です。
むずかしい設定は不要。
これだけでピタッと止まった日もあります。
順番に、ゆっくりで大丈夫。
- Discord・Steam・GeForceのオーバーレイを全部OFF。<br>さらにChrome/Edge/Discordの「ハードウェアアクセラレーション」をOFF(後で戻せます)。<br>通知や描画の上乗せが消えて、Unity製 ゲーム クラッシュが一段静かになりました。<br>
- ゲーム側で解像度をフルHD(1920×1080)、画面モードはボーダーレス、VSyncはON、FPSは60固定。<br>山の角を丸めるイメージ。<br>これだけで「読み込みの瞬間に落ちる」が消えたタイトルが複数ありました。<br>
- Steamで「ローカルファイルの整合性チェック」。<br>数分で終わるのに、抜け落ちていたデータが戻って目に見えて安定、ということが何度も。<br>MODを触った後やアップデート直後は特に効きました。<br>
そして、NVIDIAコントロールパネル→「ヘルプ」→「デバッグモード」をONにして、出荷時OC(自動的なクロック上振れ)を一旦オフ。
これで“たまに”のクラッシュが消えた実感があります。
Afterburnerで−50〜100MHzだけ落としてテスト、でもOK。
戻せる範囲で試すのが心にも優しいやり方でした。
この3手+αで止まるなら、その夜はもう深追いしないのがコツ。
勝って終わる。
これ、メンタル的にすごく大事でした。
翌日に「あ、昨日の続きをやろう」でいい。
ゲームは楽しいためにあるので、修行になったら本末転倒ですから。
「Windows11で起動しない?」の正体:Insider確認とドライバの“脱ぎ着”
「Unityゲーム起動 しない Windows11」と打って、不安な気持ちで検索した夜もありました。
ここでわたしが効いたのは、まずInsider(試験的なWindowsビルド)にいつの間にか入っていないかの確認。
設定→Windows Update→Windows Insider Programを開いて、参加状態になっていたら通常チャネルへ戻す。
自覚なく入ってること、ほんとにあるんですよね。
通常版へ戻して再起動したら、まるで嘘みたいに起動だけはスムーズになった日も。
次にGPUドライバの“脱ぎ着”。
単純な上書き更新だと古いかけらが残ることがあるので、Display Driver Uninstaller(DDU)で安全モードから一度ぜんぶ脱いで、再起動してから最新ドライバをクリーンインストール。
わたしの環境では、これが一番「体感が変わる」儀式でした。
Game Ready/Studioは、まずGame ReadyでOK。
クリエイティブ作業が多い日はStudioにしてみる、くらいのやわさで。
それと、地味だけどケーブル。
DPやHDMIの“直結”か、どこかで変換アダプタを挟んでないか。
VGA→DVI、DP→HDMIのパッシブ変換で、黒画面→落ちるを体験したことがあります。
ケーブル1本を入れ替えるだけで直る世界、けっこうあります。
これでダメなら次、くらいの軽い気持ちでどうぞ。
電源プランもひと工夫。
常に「高パフォーマンス」固定だと、瞬間的なブーストとUnityのスパイクがケンカして落ちやすい印象でした。
プランは「バランス」に戻して、FPSはゲーム内で固定。
体感はほぼ変わらず、安定だけが増える。
こういう“コスパの良い”手当が好きです。
負荷の山のならしかた:解像度・VSync・FPS固定、そして“静かな操作”
長く遊ぶほど落ちる、いわゆるUnity メモリ不足 クラッシュ(+VRAMの圧迫)。
わたしも30分を超えると不安定な夜がありました。
そこで「山の角を丸める」作戦です。
解像度を一段下げる(WQHD→FHD)、VSyncをON、FPSは60固定。
影やポストプロセスは「高→中」へ。
数字にすると地味ですが、体感はほぼそのまま、クラッシュ率だけスッと下がることが多かったです。
具体的な順番は、①VSync ON→②FPS 60固定→③解像度FHD→④影・ポストを“中”。
ここまでで安定したら、少しずつ戻して自分のベストを探す。
逆に、ここまで下げても落ちるなら、「描画以外の要因(環境ズレ・外部の手)」を優先して見直す判断材料になります。
やみくもに全部いじらず、順番で確かめるのがポイント。
もうひとつ効いたのが“静かな操作”。
シーン遷移やセーブ直後は、裏側で大量の読み書きが走ります。
そこで視点をぐいっと動かしたり、メニューを連打したりしない。
3秒だけ待ってから開く。
小さな所作ですが、これで「セーブ直後にだけ落ちる」現象が消えたタイトルもありました。
人間のペースダウンで、機械に一呼吸あげる感じ。
ちょっと可愛い儀式です。
画面モードは、フルスクリーンよりボーダーレスを推し。
フルスクリーンはOSとドライバとゲームの“三者会談”が必要で、そこで小さな行き違いが起きることがあります。
ボーダーレスなら、その交渉をまるっと減らせます。
配信ツールとの相性も良くて、全体的にストレスが減りました。
外の“手”をいったん外してみる:MOD/オーバーレイ/GPUのOCと配線
MODや便利ツールは楽しい。
けど、Unity クラッシュ 復元を難しくすることもあります。
犯人探しはせず、一度だけ“素の状態”で起動して10分遊んでみる。
落ちないなら、戻す順番を決めましょう。
わたしは「必須のMODを1つ戻す→10分遊ぶ」を繰り返し、設定が似ているものは最後に。
これだけで、どの組み合わせで不安定になるのかが見えてきます。
戻しながら整合性チェックを挟むと、なお良し。
オーバーレイは、戻す順を決めるとラクでした。
わたしの相性は「Steam→Discord→GeForce」。
Discordはアプリ側の「ハードウェアアクセラレーションOFF」で折衷案にして、通知は必要な部屋だけに限定。
Chrome/EdgeのアクセラレーションもOFFにして、ゲーム中の引っかかりを減らします。
通知音が減って、気持ちまで静かになるの、好きです。
GPUのOC(出荷時OCふくむ)は、Unityにだけ“尖り”が出ることがありました。
デバッグモードONや、Afterburnerで−50〜100MHzの軽いダウンクロックで、ぴたりと止まる日が。
温度的にも余裕ができて、動作音がちょっと優しくなるオマケつき。
配線はDP/HDMIの直結を基本に。
パッシブの変換アダプタは、黒画面→クラッシュの温床になりがちでした。
最後に、起動オプション。
やりすぎ厳禁ですが、最小セットで効果が出たのはこれ。
モード切り替えの揺れを消して、ドライバとの交渉も減らしてくれます。
// Steamの起動オプション例(プロパティ→一般→起動オプション)
-window-mode borderless -screen-fullscreen 0 -screen-width 1920 -screen-height 1080
ログは“怖くない味方”:場所だけ覚えて、単語でメモ
「ログを見る」と聞くと身構えますよね。
でも、場所だけ覚えて“単語で拾う”なら怖くありません。
Unity クラッシュログ 見方の基本は、まずここ。
ゲームごとに会社名/製品名は違いますが、道筋は同じ。
落ちた直後に開くのがコツ。
時間が経つと別の起動で上書きされることがあるので、落ちたらすぐメモ帳へ貼り付けています。
C:\Users<ユーザー名>\AppData\LocalLow<会社名><製品名>\Player.log
末尾に「Crash!!!」があればUnityランタイムで例外。
`d3d11`、`access violation`、`out of memory`、`failed to allocate`、`present`あたりの単語が見えたら、十分な“道標”です。
全部を理解しなくてOK。
単語をメモして、サポートや開発者に渡すと、話がスムーズに前へ転がります。
あなたが探偵になる必要はないんです。
それでもモヤモヤが残るなら、クラッシュフォルダの`.dmp`(事故現場のスナップ写真)を添えて相談。
専門ツール(WinDbgなど)で開くのは開発側の仕事。
ユーザーのわたしたちは「何時ごろ落ちた」「Player.logの末尾」「dmpファイルあり」を伝えるだけで、十分に“良い連携”になります。
最初の一歩は、場所を知って単語をメモること。
これだけで、味方は増えます。
開発側でちょっと試すなら、最小のログフックを一時的に入れて、エラーと例外だけ外部ファイルに出すのも手です(ビルド時も軽いです)。
MOD環境の検証でも役立ちました。
必要な人だけ、メモとして置いておきます。
// エラー/例外だけを簡易ログへ。検証用にどうぞ
using System.IO;
using UnityEngine;
public class MinimalLogger : MonoBehaviour
{
StreamWriter w;
void Awake()
{
var path = Path.Combine(Application.persistentDataPath, "mini.log");
w = new StreamWriter(path, true) { AutoFlush = true };
Application.logMessageReceived += OnLog;
}
void OnDestroy()
{
Application.logMessageReceived -= OnLog;
w?.Dispose();
}
void OnLog(string cond, string stack, LogType type)
{
if (type == LogType.Error || type == LogType.Exception || type == LogType.Assert)
w.WriteLine($"[{System.DateTime.Now:HH:mm:ss}] {type}: {cond}\n{stack}");
}
}
実際に安定したときの“心の軌跡”:イライラ→納得→ちょっと好きになる
正直、最初はイライラでした。
「なんで今落ちるの?」「なんでUnityのゲームだけ?」。
でも、“最初の3手”で少し静かになって、Insiderを通常版に戻して、ドライバを脱ぎ着して、オーバーレイを外して、解像度とFPSを落ち着かせて…とやっていくうちに、再現が作れるようになって、原因の箱が絞れてきて、心がちょっと納得。
夜の中に“地図”が描けた瞬間がありました。
それからは、小さな成功体験の積み重ね。
セーブ直後に落ちてたタイトルが、3秒待つだけで安定する。
黒画面からの復帰が怪しかったのに、ボーダーレスにしたらスムーズ。
配線をDP直結にしたら、起動の黒画面が消えた。
NVIDIAのデバッグモードをONにしたら、1時間走りっぱなし。
どれもゲームの内容とは関係ない小技だけど、プレイ体験を直接守ってくれる、頼れる“おまじない”でした。
いちばん変わったのは、気持ちの距離感かもしれません。
Unity製のゲームに「また落ちるかも…」と身構えるのではなくて、「今日はこの設定でやさしく遊ぼう」に変わった。
自分が環境を“育てていく”感覚。
攻略サイトじゃなくて、生活の知恵に近いのかな。
そんなふうに思えるようになってから、ゲームがまた好きになりました。
まとめ:小さく整える順番メモ(戻せることから)
最後に、わたしが手元に貼っている順番メモをそのまま置きます。
すべてを一度にやる必要はありません。
1個やったら今日は合格。
勝って終わりましょう。
[P]
- Discord/Steam/GeForceのオーバーレイOFF、Chrome/Edge/DiscordのハードウェアアクセラレーションOFF
- 解像度FHD・ボーダーレス・VSync ON・FPS 60固定(まずは“山”を丸める)
- Steamのローカルファイル整合性チェック(MOD触った後は特に)
- NVIDIA「デバッグモード」をON(出荷時OCを一時的に無効化)
- Windows 11がInsiderでないか確認→通常チャネルへ戻す
- GPUドライバをDDUでクリーン再導入(安全モード→再起動→最新導入)
- モニターはDP/HDMIで“直結”。変換アダプタは一度やめる
これで静かになったら、今日はそこでおしまい。落ちる夜が減って、ゲームの時間が少しやさしくなりますように。もし「自分でもUnity触ってみようかな」と思ったら、道具やサンプルをのぞけるUnity入門の森ショップが入り口になりました(必要な人だけ、そっとどうぞ)。