皆さま
こんにちは
ご報告が遅くなりました
一緒に闘病生活を頑張ってきた最愛の母がこのGWに旅立ちました。
去年のGWに体調を崩してからちょうど一年です。
私の人生の中で最もつらい一年でした。
ただ母に対しては毎日最善を尽くしてきたので後悔は一切ありません。
周りの方々からもお母さんはいつも家族がそばにいてくれて幸せだね、と仰っていただけました。
自宅に帰ってきた時点でがんセンターの先生からはあと1ヶ月も生きられないと言われてきたのですが癌患者の終末期というのはどんなものか毎日必死だったので考えてもいなかったのですが他の方のブログにもあるように、本当に突然容体が変わり、高熱が続いたり、水も飲めなくなり、免疫力が落ちるのでヘルペスができ歯磨きも痛がり、話しもできなくなり、うなずくこともできなくなり、喉の筋肉も落ちて痰が絡みだしたり、尿の量が激減したり、むくみが酷くなり1日3回以上は全身マッサージしたりと最後の2週間は実家に泊まり込んで母の呼吸が聞こえる位置で寝て、咳き込んだ時は痰を取ったり、夜中でも床ずれがおきないようにマッサージしたりと睡眠時間は3,4時間寝られればいいという感じでした。
これでも毎日ヘルパーさん、看護師さんが来てくださっているのですが長くても1日1時間ぐらいしかみてもらえないので自宅での介護は本当に大変な事だと思いました。
冗談抜きで私の方が先に力尽きそうだと思う時もありました。
癌にならなければ母は長生き家系だからもっと一緒にいられたし、孫の成長を見守ってもらえたのにと思うと残念で仕方ないですし、もっと色々なところに一緒に出かけたかったし、美味しいものを食べたり、教えてもらいたかった料理もあったのに、と考えると急に寂しくなる事もあります。
子供の頃は親はずっといて当たり前だと思っていましたし、大人になってからも実家に帰れば笑顔で迎えてくれていたので、居て当たり前の人が父と同様『写真』になってしまったのがとても寂しいです。
母の最後は私が夜、いつものようにマッサージをしながら話しかけていたのですがタオルで拭き取ろうと顔をみた瞬間に大きく息を吸ってそのまま息を引きとりました。
本当に母の最期を看取る事ができて幸せでした。
急いで電話をした訪問介護の看護師さん、お医者さんが来るまで静かに母にお化粧もして綺麗にしてあげることもできました。
生前、闘病中も皆さまには母の好物をいただいたり、お声がけやお気遣い頂き誠にありがとうございました。
サロンの方もだいぶ落ち着いてきたのでまた今まで通りにご予約も受付けさせていただけたらと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
インディバサロンC
いしあい のりこ