母が転院してから1か月半以上経つが

面会はまだ3度。

未だ感染予防対策が厳しく

月に2回まで 平日のみ

となっている。

面会をもう少し他の病院並みにと

お願いするが病院を出て、家庭に戻せば

毎日会えるみたいなことを言われる。

まあ医者や看護師から出る言葉としては不適切とは思うが

在宅看護するには褥瘡のほぼ完治が必要と考えている。

食事もソフト食と言われるものを用意することもコスト的に難しい。

現状は病院の選択肢しかない。

 

別の病院に転院することも考えて動いたが

療養病棟といっても病院によって対応がさまざまで

面会はできるけど看取り向けで緊急に対応していなかったり

そもそも評判が悪かったりとさまざま

 

小泉政権から始まった構造改革の中で

医療制度が改悪され、

その中で病院は儲ける仕組みを作り出し、

患者第一ではなくなってしまった。

特に救急病院以外の回復や療養などの病院は

病院としての機能を限りなく棄て

終の棲家的なものに変容している。

回復して家に帰すなんてことは考えていない。

病院が儲かるサービスの提供のみとなる。

リハビリも全体の点数の中で決まる。

体力を回復するのではなく、医療制度の中でどれだけ

リハビリできるかだけしか考えていない。

患者の復帰を考えてやりすぎると儲けがでなくなる。

そういう仕組みになっている。

 

何処か経済と似ている。

本来国民の医療サービスは儲けなど関係なく提供できるはずが

財源という金の問題を作ることで減らされてきた。

消費税を社会保障費の財源として増税してきたが

片方で医療サービスの質を低下させてしまった。

26兆円も消費税徴収しているにもかかわらず。

 

実は医療サービスも消費税も社会保障費の財源も全く関係ない。

あくまで儲けが出る仕組みで外資に金を与えるためだけに存在しているにすぎない。