とあるSSのクライアント -2ページ目

とあるSSのクライアント

とある魔術の禁書目録のSSのまとめブログです。

これは魔法少女まどか☆マギカのSSです
禁書の上条さんがまどかの世界にいたら……

そんな物語です
SS書くの初めてなんでお手柔らかに
携帯からなんで効果音とか半角にできないです。
後、原作では上条さんは高校生ですがこの物語では中3なんでよろしくお願いします

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:38:51.74 ID:eBgLTLqq0

上条「不幸だーーーーー!!!」

見滝原中学校3年生の少年、上条当麻は路地裏を走っていた

上条「なんで路地裏入った途端不良にからまれるんだよぉぉぉ!!」

不良「マテヤコラー!!」

上条「よし、あいつら走るの遅いな。ここまでくれば……ってあれ?」

上条は今まで路地裏を走っていた……はずだった。いつのまにか周りの光景は変わり果て、不思議な空間の中にいた。

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:39:07.53 ID:Mp6kCDOy0
そげぶで全部解決じゃねぇか

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:39:38.34 ID:eBgLTLqq0

上条「あれ、俺迷った?ってうわっ!なんだこいつ!」

上条の周りには不気味な形をした生物達が蠢いていた

上条「気持ち悪ぃ!なんなんだよこいつら!やめろ!!寄ってくんな!!……うわああああああああああ!!」

ドォン!ドォン!ドォォォォン!

どこからともなく飛んできた弾丸に不気味な生物達は弾けた

???「大丈夫?怪我はない?」

上条「あ、ああ。ありがとう……ってあれ?お前は……巴マミ?」

マミ「?……あっ!あなたは!クラスメイトの上条君!!」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:40:05.29 ID:rLzLJOVD0
クラスメイトかよw

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:40:29.55 ID:eBgLTLqq0

上条「お前……なんだよその格好……」

マミ「こ、これは……」

さやか「マミさんは魔法少女なんだ!この街の平和を守ってるんだ!!」

上条「魔法少女?」

まどか「(さやかちゃん……秘密バラしちゃっていいのかな)

マミ「……いいわ、上条君。あなたに私の秘密教えてあげるわ。……だからとりあえず私の家に行きましょう」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:41:45.65 ID:eBgLTLqq0

マミさん宅

上条「なるほど、巴は魔法少女で魔女を倒してこの街の平和を守ってるんのか」

マミ「そういうことよ。そしてこの子達は私の魔女退治に付き合ってくれてる美樹さやかさんと鹿目まどかさんよ。まだ魔法少女ではないわ」

さやか「美樹さやかでーす」

まどか「鹿目……まどかです///」

上条「上条当麻だ。よろしくなっ!」

さやか「(あいつと同じ姓……って関係ないか)」

まどか「(上条さん…ちょっとかっこいいかも……)」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:42:20.00 ID:Xm1JMkPH0
フラグなのか?

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:43:25.01 ID:eBgLTLqq0

QB「自己紹介の途中悪いけど、上条当麻、君は魔法少女にはなれないよ。男だしね」

上条「お、おう。別になりたいと思ってないけど……ってなんだよこの生物は!?」

マミ「その子の名前はキュゥべえ。魔法少女になるにはQBと契約しなければならないの。そしてこのSGを生成するの」

上条「へー、キレイだな」

マミ「えっ///そ、それほどでも……///」

さやか「マミさーん、今のはSGの事ですよー?」

マミ「ハッ!そっ、そうよね!当たり前じゃない///」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:44:21.65 ID:eBgLTLqq0

QB「僕は君達を魔法少女にする代わりに願い事を一つ叶えてあげるよ」

上条「願い事?なんでもいいのか?」

QB「もちろん。でも君は契約できないよ、男だし」

上条「わかってるって」

QB「だが上条当麻。君の右手には何か特殊な力が秘められているね。君の右手から強い力を感じるよ」

上条「特殊な力?」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:45:02.21 ID:eBgLTLqq0

QB「魔法を否定するような……いや、全てを否定するような力を感じるよ」

上条「?……よくわかんねぇけど俺の不幸体質も関係してんのか?」

QB「君の右手から発せられている力は全てを否定する力だ。神のご加護のようなものも知らずのうちに打ち消してしまっているんだろうね」

上条「な……今までこの上条さんが不幸だったのはこの右手のせいだと言うんですか!?」

QB「そういうことだろうね」

上条「ふ、不幸だーーーーー!!」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:45:40.11 ID:eBgLTLqq0

マミ「じゃあ上条君の右手で私のマスケット銃に触れたら?」

QB「消滅するんじゃないかな。僕の考えでは上条当麻の右手に触れれば魔法に関するもの全て打ち消されてしまうと思うよ。ただ、SGは別だ。SGは君たちの願い事を糧にして僕が作り出したものだ。魔法によるモノではないからね。打ち消される事は無いだろう」

マミ「じゃあ私に触れたら?」

QB「変身前の姿ならなんの問題もないだろう。だが変身後に触れられたら……特に問題はないだろうけど強制的に魔法少女の姿が解除されるんじゃないかな」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:46:43.40 ID:eBgLTLqq0

上条「なんだか上条さんは魔法少女にとって凄く邪魔な力を持っているような気がするんですよ」

マミ「……そうね。でも上条君の右手で魔女に触れたらどうなるのかしら」

QB「(気づかれたね…正直上条当麻の右手を使えば魔女なんて一撃で倒してしまうだろう。そんな事されたら僕達の計画に支障がきたすからなぁ)」

QB「分からない。こんなイレギュラーな力を持った子と会うのは初めてだからね。試してみたいのは山々なんだけど一般人を巻き込むのは気が引けるなぁ」

マミ「そうね。上条君の右手は強力な武器になりそうなんだけど…」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:46:56.90 ID:vd9ZrUiMO
マミられる

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:48:25.86 ID:fNPIflml0
ここまできて意地汚いQB

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:48:02.58 ID:eBgLTLqq0

上条「いや、俺でよかったら協力するぞ。女の子だけだと危険だし」

マミ「いや、女の子っていっても魔法少女だし……魔女と戦うのは危険な事なのよ?」

上条「鹿目も美樹も巴を信用して付いて行ってるんだろ?なら俺も巴を信用する。しかもこの街に魔女みたいな悪い奴らがはびこってるなんてほっとけねーし。もし俺の右手が魔女に通用するんなら強力な武器になるしな」

マミ「いいのかしら……」

さやか「いいじゃないですかマミさん!協力してくれるって言ってるんだからー!!ね、まどか!」

まどか「う、うん。そうだね」

上条「じゃ、よろしくな巴、鹿目、美樹!」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:48:58.20 ID:eBgLTLqq0

さやか「よっしゃー!魔法少女体験コースに新メンバーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!」

まどか「さ、さやかちゃんはしゃぎすぎ……」

マミ「よろしくね上条君」

上条「おう!よろしくなっ!」

ギュッ

マミ「ひっ!!」

上条「ん?どうした?顔赤いぞ?」

マミ「な、なんでもないわ!///(握手なんてはじめて……しかもこんなに強く!)」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:49:17.51 ID:o6N6/Jjr0
展開早ぇ

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:49:30.97 ID:eBgLTLqq0

さやか「マミさーん、顔赤く染めちゃてー!惚れた?惚れちゃったー?」

マミ「ばっバカ!そんなわけないじゃない!!ちょっと熱っぽいだけよ!」

上条「熱?本当か?」

手でデコピタっ

マミ「なっ///」

上条「熱なんてないぞ?ってますます赤くなってきてるぞ?」

マミ「なっ!なんでもないわよっ!」

上条「そーなのか?」

マミ「そーなのよ!」

さやか「(マミさん……分かりやすすぎだよ……ってそれに気づかない上条さんも……」

まどか「マミさん……(羨ましい)」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:50:00.68 ID:eBgLTLqq0

上条「さて、俺は帰るよ」

巴「そう、じゃあまた明日」

さやか「あ、じゃあ私も帰ろっかな」

まどか「さやかちゃんが帰るなら私も帰るよ」

マミ「みんな……」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:50:40.01 ID:eBgLTLqq0

帰り道

さやか「上条さんって家どこなんですか?」

上条「あそこのマンション。今は1人暮らしだけど」

さやか「へー。マミさんと同じかー。両親は?」

上条「それが親父が単身赴任でさー、母さんも付いてったんだよ」

まどか「ご飯とかどうしてるんですか?」

上条「んー、自炊時々コンビニって感じかな」

まどか「……(今度ご飯作りにいこっかな///)」

さやか「(ほー、積極的ですなーまどかさーん?)」

まどか「(さ、さやかちゃん!?)」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:51:33.17 ID:eBgLTLqq0

さやか「(QBのテレパシーだよー。いやー、まさかまどかも上条さんに惚れちゃったとはねーwww)」

まどか「(QBいたの!?ってまだ惚れてないよー!)」

さやか「(まだ?まだとはどう言う事ですかなー?ww)」

まどか「(もう!さやかちゃんのいじわる……ちょっとかっこいいかもって思っただけなのに!)」

上条「どうした?黙り込んで」

さやか「いやー、なんでもないですよーwwwあ、じゃあ私用事あるんでここでww」

上条「なんだ?ニヤニヤして。じゃあなーまた明日ー」

まどか「(さやかちゃん……わざと上条さんと二人きりにさせたよね……)」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:52:23.32 ID:dxAM8Qmg0
これは空気の読めるいいさやか

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:52:16.49 ID:eBgLTLqq0

上条「鹿目はどこに住んでんの?」

まどか「あっ、えーとここから5分くらいです///」

上条「へー、結構近いんだな。っと、俺ここのマンションだから!」

まどか「ぜひ今度遊びに来てください///」

上条「おう!じゃあなー!!」

まどか「さようなら……」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:52:56.13 ID:eBgLTLqq0

PM7:00

上条「今日はコンビニで飯買うか」

上条「お茶沸かしとこ」

コンビニ

上条「チーズハンバーグ弁当か……これにしよう」

???「おいボンクラ、チーズハンバーグ弁当なんかよりこっちの方が美味しいぜ?」

チキン南蛮弁当

上条「? 誰だお前」

???「私は佐倉杏子。あんずの子とかいて杏子だ」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:58:10.48 ID:c9QL7cUV0
杏子出るの早いな

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:54:18.28 ID:eBgLTLqq0

上条「あんこか、よろしくなっ!」

杏子「きょうこだ!!!ってそんな事よりあんた、巴マミに協力するつもりかい?」

上条「ん?ああ。俺が力になれるんなら力になりたいし」

杏子「でもまだその「力」が本当に魔女に通用するかわかんねーんだろ?」

上条「ま、まーな」

杏子「なら今からその力が魔女に通用するか試しにいかねーか?」

上条「今からかよ……飯食いてーんだけど……ってお前も魔法少女なのか?」

杏子「ああ、私も魔法少女さ。……(こいつの力がありゃあ私は安全にGSを手に入れられる。こんなにおいしい話はないぜ)」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:55:41.55 ID:eBgLTLqq0

とある廃墟

杏子「ここか……SGが反応してやがる」

上条「うおっ!?なんですかこの異次元への扉は!?」

杏子「魔女が結界を作って引きこもってんのさ。ほら、行くよ!」

杏子変身

上条「……ジー」

杏子「なっなんだよ///ジロジロ見やがって!」

上条「いや、コスチューム……恥ずかしくないのかなって……」

杏子「~~~っ///」

ドガッ、バキッ!

杏子「次そんな事言ったら八つ裂きにすんぞ!」

上条「す、ずんまぜん」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:56:31.07 ID:eBgLTLqq0

杏子「あれが魔女だ」

上条「なんかグロいな」

杏子「私があんたを背負って魔女に接近するからその右手で魔女に触れろよ!後、右手で私に触るなよ!」

上条「えっ、俺背負えるか?」

杏子「魔法少女ナメんなよ!」

ガシッ、

上条「うおおおお!!速すぎだって!怖い怖い怖い怖い!!」

杏子「チッ、それでも男かよ!って魔女は目の前だぞ!いけるか!?」

上条「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

パシュゥ!!

上条「……あれ、魔女消えたぞ?」

杏子「す、すげぇ!これがあんたの力だよ!!本物だ!」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:57:14.11 ID:8lAON7bf0
上条さん最強じゃねえか

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:57:15.48 ID:eBgLTLqq0

上条「これが…俺の力……」

コンッ

上条「なんだ?あの黒い卵みたいなのが降って来たぞ?」

杏子「GSだ。魔女を倒すと出てくるんだよ。魔法少女には必要不可欠なものだ」

上条「へー。で、こっからどうやって帰るんだよ」

杏子「直に戻るさ」

バシュウ!

上条「おっ、戻った!」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:57:47.02 ID:eBgLTLqq0

杏子「あんた、私に協力しないか?あんたがいたらGS集めんの楽になるんだよ」

上条「協力って…巴達と一緒にお前もくればいいじゃねーか」

杏子「実は私からあいつらに喧嘩ふっかけちまってさ……巴マミを倒してこの街の魔女独り占めにしようとしたんだよ」

上条「ぷっ!くくく…」

杏子「な、何がおかしいんだよ///」

上条「お前って見た目通り不器用なんだなwwwww」

杏子「なっ、なんだと///!」

上条「ハハハッ、分かったよ。俺からあいつらにお前の事言っといてやるから」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:58:37.11 ID:eBgLTLqq0

帰り道

上条「あー、腹減ったー。今何時だよ」

20:07

上条「八時か。早く帰ってチキン南蛮弁当食べよっと」

ザワザワ……

上条「ん?なんかマンションの周りが賑やかだな」

上条「火事か……ん?」

ゴシゴシ

上条「え………俺ん家………燃えてる?」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 00:59:25.66 ID:eBgLTLqq0

22:14 公園

上条「はー、不幸だ……。チキンがしょっぱい……」

???「あれ、上条…さん?」

上条「お前は……鹿目か……」

まどか「どうしたんですか?こんな所でご飯食べて」

上条「家が全焼した」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/02(月) 01:00:23.22 ID:eBgLTLqq0

まどか「えっ!?なんでですか!?」

上条「お茶沸かしてコンビニ行ったらいろいろあってさ……帰ったらもう消火活動始まってたよ。完全に俺の不注意」

まどか「行くあてもないんですか?」

上条「ああ、これからホームレス中学生として生きるよ」

まどか「…………なら!うちに来てください!!部屋も空いてるし、親もOKしてくれると思います!」

上条「え、いいのか?……でも俺らも年頃だし……」

まどか「そんな事言ってる場合じゃないです!困ってるなら助け合わないと!」

上条「そ、それもそうだな。本っっっとうにありがとう!!」

ガシッ

まどか「ちょっ///上条さん///」

上条「鹿目には感謝してもしきれねーよ!ありがとな!!」

まどか「は、はい///……じゃ、行きましょうか」

???「……ホ、ホムゥ……」


・・・続く