こんにちわ。
今日は常々思っていることについて、批判されるのを覚悟で書こうと思います。
この10年で、TCGのタイトルは爆発的に増えました。そしてその中には、従来の紙媒体では無く、シャドウバースやハースストーンなどのデジタルカードゲームも含まれます。
この頃、このデジタルカードゲームにおいて、あまりにも目に余る行為が見受けられます。それは、特定のカードがナーフされないなどと怒る、或いはナーフされても意味がないなどとボヤき運営や開発サイドを糾弾する行動です。
まず、大前提として私はこれを言いたい。
デジタルカードゲームに高いクオリティを期待してんじゃねぇ!
何故こんなことを言うのかというと、デジタルカードゲームはカードエラッタが容易に行えるようになっているからです。
カードエラッタが容易に行えることには、メリットもあります。商材テスト漏れで、万が一パワーバランスを大きく損ねるカードを作り配信してしまったとしても、比較的早くそれを修正し、環境を是正できますからね。紙のカードではそうはいきません。商品回収や無料交換などを行うような圧力が発生しますからね。
でも、これがデジタルカードゲームのクオリティが保証されない理由でもあるのです。
先ほど述べたように、紙媒体のTCGではエラッタはある意味禁じ手です。もしやれば、今まで世に出回ったカードを回収・交換しなければいけないかもしれないリスクを抱えることになりますから。
しかし逆を言えば、だからこそ紙媒体のTCGは、そのような事態が発生しないように細心の注意を払って商品を開発しているということでもあります。何しろ、尻拭いのためにコストが莫大に嵩んでしまうかもしれないのですから。
デジタルカードゲームには、このような危機意識が薄いように思います。
何故なら、もしミスしてもすぐにカード文面を修正出来るからです。その安心感から、テストが疎かになり、結果、環境を壊すようなカードが世に出てしまう可能性が高くなる。
しかもですよ、これがさらに悪質になると、「緻密なテストはしてないけど、とりあえずリリースしてプレイヤーにデバッグさせて、過剰な勝率を出してるカードをナーフすればいいや」という考えに変化するわけです。
こんな体質が生まれかねないコンテンツに、ゲームバランスの厳密な調整能力が芽生えるでしょうか?私には到底そうは思えません。
それなのに、世のプレイヤーはナーフが緩いだの何だのと文句だけ言い、そういう特性のあるコンテンツを選んでプレイしてしまった自分の責任を全て棚上げしているのです。
まず、選んだ自分の責任を追及すべきではないでしょうかね。
仮に百歩譲って、それに目を瞑るとしてもですよ?文句があるなら、プレイしなければ良いだけの話です。
商品を出す会社にとって、売上や稼働率は、何よりも如実に消費者の動向や意思を物語る指標です。上がれば世に受け入れられた証ですし、下がれば世に必要とされていない証なのです。
文句はいっちょまえに言う癖に、でもその商品を買い続ける、或いはプレイし続ける。
自身がどれだけ矛盾した行動をしているのか解らないのでしょうか?
例えば、何かの食品に異物が混ざっていたり、病原菌が除去されていない検査不十分な状態で販売され、何らかの問題が発生したとしましょう。
恐らくその商品は全品回収され、一時的に販売が停止されます。
その後、仮に販売が再開されたとして、何かしら特別なインセンティブが無い限り、消費者はその商品を可能な限り避けるでしょう?
つまり、「商品に文句があるから、メーカーが信頼できないから、買わない」という意志が働いているわけです。これが普通の消費者の反応であり、市場の自浄作用なのです。
これを先に挙げたデジタルカードゲームのプレイヤーに置き換えると、「商品に文句がある!メーカーは無能だし信頼できない!でも買う(プレイする)!」って言ってるのが、運営に文句を言いながらもプレイしているユーザーなのです。
はっきり言いましょう。私から見れば、そんな消費者はただのバカです。
いつまでも頭のなかが子供のままの、愚か者です。
こんなユーザーばかりだから、TCG市場に自浄作用が働かないのです。
そして実は、これはデジタルカードゲームに限らず紙媒体のTCGにも言えます。詳しくは書きませんが、そこはこれを読んだ皆さんが考えてみてください。
いい加減、プレイヤーの皆さんは目を覚ましませんか?
悪質なメーカーは排除されて然るべきなのです。それが自然な在り方なのです。
賢い消費者になって、自分が好きな業界の質を挙げることに協力しましょう。それが、プレイヤーである我々にできる唯一の恩返しなのです。
この意見には賛否両論あるでしょう。ただ、私は自分の考えが間違っているとは全く思いませんし、意見の細部が変わることはあっても、絶対的な結論は変えるつもりもありません。
少しでもTCG業界のためになることを願って、この記事はここで終わりにします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。