India Energy Week 2023:インドが世界のエネルギー舞台に立った年


インドのエネルギー転換が本格的に動き出した“はじまり”は、実は India Energy Week 2023(IEW 2023) です。
2023年2月6〜8日にベンガルールで開催され、初回とは思えないスケールで世界の注目を集めました。


◆ なぜ2023年が重要だったのか?

■ G20議長国としての大舞台

インドはこの年、G20議長国。
そのタイミングで行われたIEW 2023は、単なる展示会ではなく、国家としてのエネルギー方針を世界に示す場になりました。

インド首相ナレンドラ・モディがオープニングを担当し、イベントの存在感を一気に押し上げました。

■ 初回から大規模

数字を見ると、インドが本気でこのイベントを育てようとしていることが分かります。

  • 来場者 30,000人以上

  • 出展企業 1,000社以上

  • 15カ国以上の国別パビリオン

  • スピーカー 500名以上(企業CEOや政府関係者)

初開催でこの規模は異例です。


◆ IEW 2023の主要パビリオン

■ 1. サステナブル・モビリティ・パビリオン(SIAM)

多くの来場者が集まったゾーン。
展示内容は、インドの「次の移動」を象徴するものばかり。

  • EV(電気自動車)

  • ハイブリッド車

  • E20エタノール対応車

  • フレックス燃料車

  • 水素モビリティ

インドが本気で“クリーン交通”へ向かっている

 

 

ことが伝わりました。

■ 2. 水素・クリーン燃料エリア

2023年の主役は間違いなく 水素
グリーン水素・ブルー水素の展示が並び、インドの「国家水素ミッション」が現実味を帯びた瞬間でもありました。

■ 3. IREDA(インド再エネ開発庁)パビリオン

ここでは、再エネプロジェクトを支える“グリーン資金”の仕組みが紹介され、
スタートアップや投資家の交流の場としてもにぎわいました。

■ 4. 天然ガス・インフラパビリオン

MEILなど大手企業が、ガス流通システムやエネルギーインフラ技術を展示。
インドが「天然ガスを移行期の重要燃料」と位置づけていることがよく分かる内容でした。


◆ IEW 2023が残したもの

このイベントは単なるショーケースではありませんでした。

  • E20燃料が正式ローンチ

  • 水素関連の議論が“計画”から“実行段階”へ

  • インド企業が世界の舞台で存在感を示した

  • 再エネ・モビリティ・蓄電分野で新しいパートナーシップが誕生

インドは「世界のエネルギー移行をリードする側」に回りつつあると多くの人が感じたはずです。


◆ シリーズ記事はこちら

あなたのサイトで内部リンクとして使用できます:

🔗 India Energy Week 2021 — 構想の始まり
🔗 India Energy Week 2022 — 基盤づくりの1年
🔗 India Energy Week 2024 — スケール拡大と新テーマ
🔗 India Energy Week 2025 — エネルギー未来の加速


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