厳密には解雇ではないと言われていますが

事実上解雇であり

本気の解雇への第一歩かもしれません。

 

 

コロナ禍で打撃を受けている業種はたくさんありますが

ワタクシが身を置くファッション業界も大変です。

 

コロナ以前から万年不況業界でしたが、

崖っぷちで踏ん張りきれない所まで追い詰められています。

 

衣・食・住に入れてもらってはいますが、ファッションは完全に不要不急…

 

周りでバタバタと倒れていく同業他社を見て震えています。

 

という事、我が社でも去年からリストラが始まりました。

 

 

2020年7月頃、その発表はありました。

特定の業種の社員(ワタクシはそれです)は

全員いったん解雇の上、

業務委託契約を結ぶというのです。

 

ん…?!

 

全員ザワつきます。

急いでいろんな事を考えます。

クビってことよね…?

 

「これは働き方改革です」

 

ですって。

 

席に戻ってから検索エンジン全開です。

正社員と業務委託の違い、メリット・デメリットを調べたり

これは不当解雇に当たらなのいか?とリサーチしたり

万が一に備えて転職先を探したり

ハローワークの場所確認したり

 

なんてやってるうちに疲れてきたし

きっと解雇は免れないだろうと覚悟し

翌週からの個人面談で少しでも好条件を勝ち取ろう!

という方向に気持ちをシフトしました。

 

会社が潰れてしまってはどうにもならないし

これで経費削減ができて会社が存続できるなら

本望です。。

 

業務委託になれば副業もできるし

タイムカードなくなって自由に勤務できるし

報酬さえ悪くなければむしろ快適!

 

 

ある程度の戦闘モードで臨んだ面談でしたが、

そこそこ良心的な報酬額と勤務条件で

和やかな雰囲気。

 

とはいえ目標額まであと少し欲しい…!

ここで上げとかなければ!下がるのは簡単だろうし

 

もう一声!

が届き、希望額に達しました。

 

とはいえ契約書にハンコを押す時は、

きっと騙されてる!という疑いしかなく

落とし穴がないか血眼になって確認したりで

大騒ぎでした。

 

 

あれから一年経ちましたが、今のところ

想像通り、快適です。

 

各種支払いや確定申告は面倒ですが

すごく自由!

 

家で仕事できる環境を整えていただけたので

出社するのは週に2〜3回で済むし

(寂しいからムダに出社したりしてますが)

もらった仕事を早々と済ませればその後休めるし

もはや曜日感覚が失われつつあります。

 

こんなにラクして

そのうちきっとバチが当たるな。

 

会社も相変わらず赤字のようだし

簡単に契約終了される対象ですから


そのリストの一番上にならないように気を付けることにします。。