壁を突破する
成功した人としなかった人の差は紙一重です。
成功しなかったからといって,決していい加減な人ばかりではありません。
成功した人と同様にまじめで熱意を持ち,努力された方もいます。
それなのに,成功する人と失敗する人がいる。
世の中不公平だと思われるかもしれません。
しかし両者の間には,紙一重ですが,越えがたい大きな隔たりがあるのです。
それは,不成功者には粘りがないのです。うまくいかなくなったときすぐあきらめてしまうのです。
つまり,努力はするのですが,それは人並みの努力にとどまり,壁に行き当たると,体裁のいい理由をつけ,自分を慰め,断念してしまうのです。
まず,無理だと考えられていることでも粘りに粘ってやりぬき,成功させることです。
自分の中の固定化された常識を壊してみることです。「自分はここまでだ」という頑固な固定観念が,成功へ至る一線を越えることを妨げているのです。
壁を乗り越えたという自負と自信が,その人を強く粘りのある人間に変えていきます。そして,この粘りがさらなる成功へと導いていくのです。