昨日卒業式が盛大に挙行され,無事終えることができてほっとして,今コーヒーを飲んでいるところ。
今年は裏方の仕事に徹した責任職をいただいている関係で,今だから言えるのだけれども,前日の夜まで緊張してよく眠れなかった。
小学校や中学校では一日もしくは何日間かかけて礼法指導を済ませるのだけれども,我が校はほんの小一時間程度。それであのような素晴らしい式ができるのだから,学生の能力の高さを感じてる。皮膚の毛の穴からマナーがしみ込んでいるからだろうか,少しのアドバイスであんな風に出来るなんて,今の若者にはなかなかないだろう。というわけで,社会が本校生を採用しないと国益に損じるゆえ,来年もよろしくお願いします。(学校名は全く分からないでしょうが)
相当良かったので,あまり大きな声では言えないけれど,全国放送の某テレビ局でまた放送してもらいたいくらい。
教育長や同窓会長,OBの中学校校長や,OBの保護者の方まで来校してくださり,例年よりも来賓の方が多かった。皆さん,いい卒業式だと言っておられたそうで,本当に嬉しかった。
過去.私自身は,3年間受け持ったシェケナベイベー達を2度送り出しているのだが,彼らの卒業式の間は緊張感からか,涙の一つも流れなかった。しかし今年は,まず保護者代表謝辞にぐっときて,その後の卒業生および在校生の全国に轟くようなバリ声の校歌に感動し,涙が出てきた。周りの先生方もハンカチを出されていた方がいた。
卒業式後のLHRでの卒業生の話も,先生方から聞いたエピソードも感動したよ。
わたしは,この学校に勤務出来て本当に幸せだと思える卒業式だった。
ありがとう。