最近FBで話題になっている,フィンランドの小学生が作った「議論のルール」とイイ歳の大人がしている「議論が成立しない10のルール」を取り上げてみる。
ボケボケで読めない人のために書き出してみると,
フィンランドの小学生が作った「議論のルール」
① 他人の発言を遮らない
② 話すときは,ダラダラとしゃべらない。
③ 話すときに怒ったり泣いたりしない。
④ 分からないことがあったら,すぐ質問する。
⑤ 話を聞くときは,話している人の目を見る。
⑥ 話を聞くときは他のことをしない。
⑦ 最後まできちんと話を聞く。
⑧ 議論が台無しになるようなことを言う。
⑨ どのような意見であっても,間違いと決めつけない。
⑩ 議論が終わったら,議論の内容の話はしない。
イイ歳の大人がしている
「議論が成立しない10のルール」
① 他人の発言を遮る。
② 話すときは自分の言いたいことを,まとまりなくダラダラと話す。
③ 話すときに怒ったり泣いたりする。
④ 分からないことがあったら放っておく。
⑤ 話を聞くときは,話している人の目を見ない。
⑥ 話を聞くときはに関係ないことをしている。
⑦ 途中までぼんやりと話を聞く。
⑧ 議論が台無しになるようなことを言わない。
⑨ どのような意見であっても否定する。
⑩ 議論が終わったら,議論の内容の話をする。
日本語で全うに議論したことのない人にルールも教えず,
英語で議論させることの無謀さを知ろうとしないで強いるなんて変じゃないですかね。日本人同士ですら,全うに議論できないで英語ならできるって変だと思いませんか?
英語のディベート会長に,まず日本語での議論をしてもらいましょ。今話題の竹島や尖閣諸島のこと。エネルギー問題について,ジェンダーの問題とかも。
どんだけいい加減な議論しかできないかが分かるはず。
英語で議論せよというある種の脅しに,君たちは動揺することないよ。
多国籍民族が集まるニューヨークで,私も自国の防衛に関することや,国際社会に対するアピールをどのように思うかを議論させられたけど,
そういうのって,英語如何よりも,自分でどう思っているかという意見がないと述べられないんだよね。
自分でどのように考えているかをきちんと母語で議論できないのに,英語でできるわけがない。
私はそう思うんだけどね。
