セシウムが人体に与える影響はどんなことですか?東北大地震の原発からもれている... | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

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Q:セシウムが人体に与える影響はどんなことですか?東北大地震の原発からもれている件でもどうなるか教えて下さい。


A:チェルノブイリほどの核分裂反応はまだ起きていないと信じたいですが
問題なのは連日マスコミが報じているシーベルトという被爆量を表す単位は
「毎時どれだけ放射線を浴びたか?」という単位で

つまり、1時間どれだけの放射線量を浴びたかの被爆指標と成ります。

当然ですが1時間以上続けて浴びれば影響も違いますし
テレビでは何か、CTやレントゲン撮影のシーベルト単位と比べて「だから大丈夫ですよ」
と、盛んに言ってますが

例えば胸部X線撮影は1回0.1ミリシーベルト、つまり、100マイクロシーベルトらしいですが
「これを24時間、何日も浴び続けて大丈夫だと思いますか??」
と、いう事なのです。

なので私は極微量(私は起きている事態を考えればそうは思えませんが)だから平気だという論法は非常におかしいと思います。

しかも、連日の放射線観測ではセシウムが観測されているとの事ですが
これは間違いなくセシウム137の事かと思います。
セシウム137はウランなどの核燃料が核反応をした時に生成される放射線で

これは通常核燃料が制御棒の中に入っている状態で停止中の場合は
核燃料は決して核分裂しないので生成されません。
では何故、セシウム137が検出されたのかと言いますと

原発の冷却機能が失われて核燃料が超高温となると核燃料が核分裂を始め
それでも制御棒を冷却しないでいると制御棒を覆っている金属被服が溶けて破れ
中の核燃料が露出、または1部溶融しているからです。

これは非常に重大な事で何故これをサラリと流して報道しているのか全く分かりません。
ちなみにこの状態を冷却せずに放置すれば核燃料は臨海に達し
セシウム137を含む非常に多くの放射性物質が生成される事に成ります。
多分、今の状態は臨海に近い状態だと思います。

このセシウム137は天然のウランなどとは全然桁違いに放射線量が強く
発がん性や白血球減少など、人体に与える影響が非常に大きい放射線ですしかも半減期(放射線量が半分に減衰するまで掛かる期間)は30年で、土壌との親和性が強く
1度放出されれば、土壌は非常に高いレベルの放射能汚染に晒されます。

チェルノブイリ事故でもこのセシウム137に土壌が広範囲に汚染され、人が住めなくなり何十万人も移住する事に成りました。そして25年経った今でも立ち入り禁止と成っています。

私は政府やマスコミ新聞は間違った情報を国民に流していると思います