談合指摘の企業が落札,全国一斉学力テスト | 女王様のブログ

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談合指摘の企業が落札
4月の学力テスト

 航空自衛隊発注の事務用品の入札で談合したとして、公正取引委員会から課徴金納付を命じる方針を事前通知された「内田洋行」(東京)が、文部科学省が4月20日に行う全国学力テストの中学校分の実施事業を落札したことが24日、文科省への取材で分かった。

 他省庁の事業で談合した場合でも入札参加資格を停止できるが、今回は公取委の命令前のため停止できない。文科省によると、入札したのは同社だけで後日処分が出てもさかのぼって契約を取り消すことは制度上できないという。同社広報室は「契約前の段階で話をできる立場にない」としている。

 07年から始まった全国学力テストの事業委託は、秋から翌年3月までの「事前準備事業」と4月のテスト実施から採点・集計を行う「実施事業」に分かれている。入札は一般競争入札で行われ、内田洋行は07年秋の事前準備事業から続けて中学校分を受注していた。

 空自の談合では、公取委が同社を含む5社に対し、排除措置命令や課徴金納付を命じる方針を事前通知し、早ければ今月中にも命令が出る。(共同通信)


(コメント)

何週間か前からチェックしていた。今ここにメモ。


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別件なのだが,

以前の政権にあった融通のきかない無駄な政策のせいで,

現場に巨大なテレビが何台も届いている。

計算すれば一つの学校につき500万程度だ。

行政の中に現場の生の声が届かなければ,本当に役に立つように使われるべきものが,景気のためだけに教育を利用した,とんでもないことになってしまう。

教育と言えば国民の皆が納得するだろうと,利用しているとしか思えない。


教員になりたての頃は,まだワープロの時代で,一台30万円ほど払って自分で購入していた。初任の安月給でこの値段のものを買うには大変な負担であった。

私個人は,こういう配慮は,出来ればその頃に欲しかった。

必要な時に届かなくて,不要になると届く典型的な例だ。

必ずしも必要でないものが大量に届くことの異様なこと。


私個人が購入したパソコンは,最初のものから数えれば5台目になる。

今は,個人的にパソコンを3台持っている。すべて自分のポケットマネーから出したものだ。


以前は個人的に購入するように強いられていたのに,

この度,パソコンが行政側から配布されることになった。

パソコンばかり増えている。そして,教室にはテレビばかりが届く。


今回一台配給になったので,

現在,私には4台のパソコンがある


現場は一言もパソコンやテレビが欲しいなどと要求したことなどない

できるだけ前政権の余韻を残したいとか,

今まで政権としてお世話になった自民党に利権のある会社や人に利益を与えるためにしたとしか思えない。

政治的に利用したくだらないお金のばら撒き方を見るにつけ,自民党政権の好印象を与えるどころか,悪い印象しか受けないのだ。


一つの学校に500万円現金で支給したら,

例えば,うちのように部活動が盛んな学校は,部の遠征費に充てたり,施設の修繕代に充てたりできる。大会で好成績を残せば残すほど,遠征費が高くなり,実際スポーツをする子供達の親の負担は並みでない。

スポーツや芸術には一般的に知られている以上にお金がかかるのだ。


学校によって必要な経費は異なっていて,

現場にしか分からない有効な使い道があるのだから,

テレビ,パソコンといった物の配給でないほうがまだ印象が良かった。


地方の全国レベルの子供達の遠征費は月20万近くなることもあるらしい。


こういう事実を知って,誰も話題にすらしないなんて何かおかしくないですか?


見えないところでいろんな利権が働いている。

世の中の仕組みを知り,声を上げるべき時は上げることが大事。


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僕達,君達,あなた達へ


フランスでは高校生でもデモ活動をすると聞く。

若い世代の社会に対する意識は比べ物にならないほど高い。


日本人の能天気な行動力のない部分を,意識して律していくことは必要なのではないかしら。


東大の本田由紀先生が,今高校生に向けて講演を行っているのも,

大学に入ってからだと遅いと考えているからだと思う。

ニートになる前にやるべきことがある。

雇用主に使い捨てにされる前にやるべきことがある。

もっと世の中を見て現実的に行動しましょうよ,ということだと思う。


僕達のことを思うと,世の中は心配なことだらけ。

大学に行ったからといって仕事のない人の多いこと。

仕事に就いても離職率の高いこと。


どうにかしないといけないね。

本田先生が,直接,僕達にもアドバイスをくれるといいなと私も思ってる。