本日は,
また中国語の先生(本校元校長です)とお話。
先生のお知り合いで,こちらの国立大学に留学し,教育学部の大学院を卒業した中国出身の女性の話。
彼女は中国で小学校の先生をしていた。
中国にはたくさんの方言があるため,中国の小学校の先生達は,国語すなわち中国語の試験で,ある一定の基準を満たさないとなれない。
この試験には,筆記はもちろんスピーキングもあり,かなり難しいらしいのだ。
日本で言うと,日本語検定試験のようなもの。
その中国語の試験の一級に受かったら,政府機関のお仕事に就けるらしい。海外の要人達を相手にする時に,母語の能力は非常に大事だし重宝がられている。
こういう感覚は日本とは違う。
小学校の先生になるには2級以上らしい。でも,この2級もかなり難しい。
先生のお知り合いのこの方は,中国語の2級と日本語検定試験の一級を取得している。日本人でも普段あまり使わない難しい言葉を知っているそうだ。
小学生には正しい国語を身につけさせたいという国の意向が大ありだ。
彼女の日本人の旦那さんはこちらで新聞記者をしている。
こちらには中国のお嫁さんをもらった日本人が多い。(日本女性が多い割に・・・)
旦那さんのお仕事も,新聞記者や市役所など,世間一般の女性たちが,旦那さんの職業として望んでいるような,まあまあの職種だ。
(地方では公務員は大人気。初めてこちらに来たとき,教え子の半数以上が公務員になりたいと言ったのを聞いて驚いた。神奈川の高校生の夢はそんなに現実的でない。)
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中国の美人で優秀な女性に,日本人男性の目がとまり国際結婚。
日本人女性だけでなく男性もパートナー探しは国内だけにとどまらない。
中国人女性は日本人男性と結婚したい人が多いと聞く。
日本の住みよさは,いくら中国が発展しているとはいえ,まだ比にならないくらい良いらしい。(わたくしは,中国はまだ行ったことがありませんので,実感はない。)
中国は,日本の文化ゾーンに確実に融合しようとしておりマッスル。
今度は中国語を小学校からなどと,まさか言われないでしょうね。