卒業生から電話 | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

さっき,一時間ほど前に,卒業生から電話があった。


高校卒業後直に警察官として県警に就職。


警察学校を経て,今年から,勤務しているそうだ。


女王様の自宅のそばに住んでいることもあって,同級生たちと飲みの誘い。


もちろん二十歳過ぎてます。(ご心配なく)


「最近,外国人が多くて,英語で対応しなければならないことがあって,外国人に道を聞かれたとき,先生の顔が直に浮かんで,思わず電話しました。」って。


剣道部の主将を務めただけでなく,頭もいい子だったので,教科担任だけだったのだが非常に印象に残っていた。レシテーションの大会に連れて行こうと思って,一緒に練習したのを思い出す。


私は,


昨年度までは,生徒達を下の名前で呼んでいた。例えば,山田太郎であれば,「太郎」と。


なぜなら,以前の学校には女子がいて,女の子は上の名字でなく名前で呼んであげた方が,結婚して名字が変わっても覚えていられるからだ。名前は基本的に一生変わらない。(男女別姓でその配慮も要らなくなりそうだが....)その流れで,ここに来ても下の名前で呼んでいた。しかし,男子にはあまり意味がないから,今年からは名字に「~クン」付で呼んでいる。


しかし,最初の電話で,「先生,○○です。」と下の名前で言われてピンとこなかった。同じ名前が5人ほどいるので誰だか分からなかったのだ。名字を聞いてようやく分かった。男の子は名字の方が分かりやすい。


元々しっかり者だったが,輪をかけてしっかりしていた。立派な社会人の声になっていたので,こちらも緊張し背筋が伸びた。


女王様の学校は武道系の部も活躍しているので,毎年2~3人は警察官になる。

大学までいって警官になった子達を考えると,私が在職している間に相当の子供達が,地域の治安を守るために頑張っていることとなる。


でも,

どうして今頃電話なのかしら?


Kの件かもしれないと感じる。

いや,間違いない。