臨床心理士の大学の先生が学校に来て,皆で生徒指導研修 | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

本日,

大学の先生をお呼びして研修。


職場での研修は,5回のうち3回は眠くて退屈なものなのだが,

今回の先生の話は1時間半が足りないくらいの感じだった。


ご自身も,クリニック(心療内科)で診察をしており,幼児からご老人までの患者さんを相手に診察をされているらしい。そして,3つの大学で教鞭を取っており,県の臨床心理学会の副会長さんだ。やっぱり,このポストがあるだけのお話をされる方だ。(皆が皆この方のようであったらよいのに)


この方の話は興味深かった。中央(東京界隈)に行かなくても,素晴らしい実力あるその道に長けた人間に会うことは十分可能であることが分かった。


学校現場にいれば,いじめや登校拒否などの問題で悩まない教員はいない。


どうして,このような問題が起こるのか,最近の若者はどのような傾向があるのかということを(先生は時代によって子供達が変わらないとも,変わってきたともおっしゃっている),分かりやすくお話してくださった。


この内容に関しては,今度時間があるときに疑問点なども含めてブログに書こうと思う。


以下は,


女王様が,知っておくためのメモとしてコピーしておく。


(臨床心理士とは)


臨床心理学 を学問的基盤に、 の問題の援助・解決・研究に貢献する専門家として認定する資格 である。心理療法 家・カウンセラー の資格には、国家資格 が存在しない一方、民間の認定資格は多数存在する。その中で臨床心理士は、現在最も知名度の高いものである。公立学校スクールカウンセラーの資格要件になっていたり、医療機関でも臨床心理士を資格要件としているところが多い。


養成に関しては心理系大学院 修士 課程を卒業する事が必須であり、その後、臨床心理士の資格試験を受け、それに合格すると臨床心理士の資格を取得できる。(最近では九州大学 等で専門職大学院 が設立されている。詳しくは下記参照)大学院には、カリキュラム や訓練課程が充実し、卒業後の資格試験に合格すると資格取得できる第一種指定校と、卒業後、数年の実習が必要になる第二種指定の大学院がある。

臨床心理学の専門性と資格をめぐる1970年代 の論争を経て、日本臨床心理学会 を離脱したメンバーが中心となって立ち上げた日本心理臨床学会 が事実上の母体となっている。

心の癒し を求める社会風潮や少子化に悩む大学 のニーズを背景に資格者数を拡大して社会的認知を勝ち得る一方で、指定大学院制の導入に伴う資格認定協会の大学院カリキュラムへの介入、有資格者の技術水準のばらつきと常勤職への就職難、心理学諸学会や民間団体による認定資格の乱立といった問題が指摘されている。特に大学院カリキュラムへの介入に関しては、指定大学院制度の導入に伴って臨床心理士が他分野の研究者の常勤ポストを相当数奪ったので、他分野における臨床心理士への心証は決して良いものではない。

1995年 文部省 研究事業として始まったスクールカウンセラー SC )事業は、臨床心理士と精神科医 等が行うとされていたが、事実上臨床心理士の独占であった。2001年 に制度化され、現在全公立中学校にスクールカウンセラーが配置されることになり、配置基準も緩められている。しかし、首都圏では臨床心理士の独占が続いている。この事業によって、臨床心理士の認知度が高まった。

同年(1995年)の阪神・淡路大震災 の際、臨床心理士が現場に赴きさまざまな活動を行ったことも臨床心理士が認知される契機となった。震災後、兵庫県には兵庫県こころのケアセンター が設立され、精神科医や臨床心理士が診療・心理療法を行っている。以後、大きな災害や事故の際、地方自治体が臨床心理士会に専門家を派遣するよう要請する事が増えた。また、地方自治体によっては、緊急時に学校に派遣できる精神科医 臨床心理士・保健師らで作られた緊急支援チームがある場合もある。

臨床心理職の国家資格化に関する議論が旧厚生省 国会 で議論されてきたが、心理士団体と医師団体の調整がつかず、何度も資格化が頓挫している。最近では、2005年 に立法化直前まで行ったが、日本医師会、日本精神科病院協会、日本精神神経科診療所協会、日本精神神経学会などの強い反対により、立法化に至らない。


この手の勉強なんかも面白そうなんだよね。(独り言ロボット


真っ向から挑むって,どうやってしたら良いのかわからないので,

急がば回れで,遠回りした方がいいんじゃないかって。


この人やばいんじゃないかって思うような思考を持った相手と喧嘩するときに,どうやって勝てるかを考えたら,やっぱり別分野から乗り出した方が効果的なのではないかと思うのだ。


今日の臨床心理士の先生の話から,ふとそのように思ったし,言葉が大事だなと改めて実感した。


“感覚から感情へそして言葉に”の話


詳しくはまた。


わたくし,これから徹夜で仕事でっす。