昨日は送別会で,お世話になった同僚とのお別れの会だった。
もう十ウン回この時期を迎えているが,
女王様のお仕事にとって,年間を通してこの時期が一番自身の仕事について考えさせられる時だ。
このお仕事の素晴らしさだとか自信を,転勤するもしくは退職する同僚から学び取る最良のチャンスである。
昨日,私がこちらにお世話になってからずっと非常勤講師として教鞭を取っていたK先生が,
現役を含めて,50年間教えていたことを知り,本当に吃驚したのと女王様自身がこのお仕事で頑張っていくことの勇気を貰った。
K先生は,昭和34年に初めて高等学校の教員として働き始め,教頭・校長職を経て60歳で定年。
その後12年間,非常勤として野郎ばかりを相手に奮闘。
齢72歳(大卒時を22歳として最短で計算して)
御年齢を聞いてひっくり返りそうになりました。
声は溌剌として外見も若々しく,お世辞抜きに10歳は若く見えます。
女王様なんかの生まれるずっと前から,やんちゃ棒相手に頑張られ,
半世紀。
頑強な体と精神があれば,どの世代の若者にも負けないことを身で証明している。
普通は,
60歳で定年を迎えたら,自宅でのんびりしたいと思うのではないだろうか。
でもこれは,
実際に自身が歳を重ね,定年になってみないとわからない。
社会の中で,自分のできる仕事があることが,
どんなに幸福なことかを考えさせられた。
もちろん,このHCGTのK先生にとって
陰で支えてくれた家族,特に奥方の存在は大きいとは思うが,
それにしてもこの精神力と肉体力は,
女王様も見習いたい。
愚痴なんか言っているばやいではないのだ。
現在女王様に起こっている出来事は皆,
一つとして無駄なことはなく,
自身を成長してくれる大切な好機であることに感謝せざるを得ない。
このブログは,素直でいい人でまとめてみたー。
皆さんには全く面白みのない話でしょうが,
女王様にとって心に留めておきたい出来事であったのでここに書いておくことにする。
そうする。