アメリカでの大学院入学試験 | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

アメリカ大学院の受験体験記


http://txpolisci.sakura.ne.jp/juken.html


この中で私が気になったのが,「推薦状」。


この推薦状の有無が.合否を大きく左右するようだ。


《上記のホームページより一部抜粋》


推薦状
 推薦状はかなり重要と言われています。僕が思うポイントは「推薦状」というものを十分に熟知している先生に頼むということです。この点アメリカで学位をとられた先生は安心できます。ある僕の知っている先生が言うのには「推薦状を書くのは教員の仕事の一部だ。それだけでなく良い推薦状を書いてその学生を希望の学校に合格させるのも仕事だ」とおっしゃってました。推薦状を頼む先生として最悪なのは、「自分で書いてきて。それにサインするから」と言う先生です。それがもし自分のことを評価していないからなら、そもそもそんな先生に頼むこと自体が間違っているし、仮にそうじゃないにしても自分で推薦状を書くというのは、つまり英語に不慣れな者が書くということなので、かなりリスキーだと思います。とはいえ自分で自分の推薦状を書いている人は多いようですが(アルクにも推薦状作成講座があるくらいだし)。
 またその推薦者が何者でどれくらい前から自分のことを知っているのかということも重要です。やはり知り合った期間は長い方が良いですし、大教室の先生よりもゼミの先生の方が良いでしょう。これはそれだけその人物を知っているということになるからです。それに推薦者は大学の先生であることのみならず、向うの大学院での専攻分野と同じ専攻分野の先生が良いです。つまり自分の性格とかではなく、アカデミックな面を評価してもらえるからです。これは博士課程志願者にとって殊に重要だと思います。それと推薦者3人のうち1人くらいはアメリカ人であることが望ましいと思います。それは自分の英語力を評価してもらえるからです。多少TOEFLが悪くてもアメリカ人に「この学生は授業についていくだけの十分な英語力をもっている」と書いてもらえれば、少しは事態は良くなるかもしれません。
 また僕の経験上、良い推薦状を書いてもらうためにその他の努力も必要だと思います。僕の場合、推薦状を依頼した先生方に、エッセイ、研究の関心、特に書いて欲しいことを明記したメモ、成績証明書などをお渡ししました。またこの推薦状の発送期限、方法(自分に渡してもらうのか、直接大学に発送してもらうのか)などを示したものもお渡ししました。封筒は所属の大学のものを使ってもらうため特にお渡ししていません。特に書いて欲しいことを明記したメモをお渡しするのは重要です。ある先生が言うには「効果的な推薦状とは、エッセイの中身と一致していて、それを裏づけ、強める推薦状だ」ということです。つまりエッセイで自分は「学部3年のときに~について論文を書き、高い評価を得た」と書いた場合は、推薦状に同様なことが書いてあると信憑性が出て、さらに効果的です。なので「この先生にはエッセイのこの部分を補強してもらおう」とか考えながら、お渡しするメモを作成すれば良いと思います。