部活動と親と就職 | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

部活動をする子供の保護者、特にお母さんは偉い。

毎回試合に参加。

朝は早くから差し入れ作り。

土日は子供の部活動で全く自分の時間なし。

私の知っている保護者は、子供の遠征の為に、大型バスの免許を取った。

あるお母さんは、部活の為に下宿を開くと言っている。

全国でもトップクラスになると、

年間の部活動の費用は、県外遠征を含め二百万(親達の応援にかかる交通費含め)を少し欠けるほどかかる。

私立はこれに学費が、公立の三から五倍かかる。

親が息子を大学まで行かせるには、相当の経済的な負担を強いられる。

しかも、大学の学費は上がり続けており、

こんなに世の中不景気なのに、冗談ではない。

大学は、高校まで大事に育ててきた生徒達をちゃんと面倒見ているのか?

日本の教育がかろうじて、他の国より良い面があるとしたら、親が教育に一生懸命関わってくれていることが一つの理由。

親の期待を裏切らないような社会、国であってほしい。

さて、話は変わり、親にとってどの部活が一番忙しいのか、ここにリストアップしてみた。
これはあくまでも、私が日ごろの保護者をみたり、顧問からきいたりしたものだ。参考程度に批判しながら見てほしい。

以下、親の出番が多い順。
野球

ラグビー、柔道、剣道、
バレー、サッカー、相撲、バスケットボール、バドミントン、テニス

陸上、弓道、空手、体操

水泳、軟式テニス

ハンドボール、卓球

吹奏楽

その他文化部

・部の活躍度でも違うし、それぞれの部の在り方でも違う。

とにかく、親にとって野球は一番忙しいし、その分楽しみも多いっていうこと。

因みに、高校を出てすぐ就職するには、部活をしている生徒の方が、企業に採用してもらいやすい。

何故なら、
部活動で上下関係や、自身を律すること、礼儀・言葉遣いをみっちり仕込まれるからである。特に、個人競技よりも団体競技がよいとされているようだ。周りの人間と上手くやっていく能力も必要だからだ。

ただし、今述べたことは、厳しい監督の元の厳しい部活に限る。