昨年末文科相が発表した新学習指導要領の内容が気になり,すっきりとした気持ちで年を越せなかったのは私だけではないはずです。
このように不安な世情の中で,国が次々と新しい事をはじめようとしているのは非常に危険。
まずは国民の生活を安定させてからにして欲しい。
高校の新学習指導要領のパブリックコメントが,文科省のホームページより今月半ばまで受け付けているので,特に高校英語教員の皆さん,是非ご意見を送ってください。ちなみに私はすでに送りました。
さて,私は英語教育をファッションにするような傾向がある昨今に,警鐘を鳴らしている一人なのですが,志を同じくする同志のような人達に会いたく思っています。
敵は,現場で一生懸命頑張っている人間の気持ちをよく分かっているふりをしている人間たちだと思っています。「私も同じ立場にいたので,苦労をしている先生方の気持ちはよくわかります。」という人間こそ怪しい。
そのように言っている人はとうに現場を見捨てて,教員の指導にあたるとふれまわっていたりします。
全国行脚している元教員には皆さん気をつけましょう!教師の教育なんて一番簡単ですからね。皆,心得ているに決まってます。一番尊く偉いのは,目立たないけれども一生懸命生徒のために頑張っている先生方だと思います。インチキを見破りましょう!
影に徹して頑張っている人が,一番尊く偉いと思ってます。そういう先生方と話がしたいです。そういう本物の指導者の方と交流していこうと決意しています。