パトリシア・コーンウェルの『検屍官』シリーズ(シリーズ6冊目)『私刑 FROM POTTER’S FIELD』は二ューヨーク、セントラルパークから始まります。

凍てつく夜の闇のなかに、ある人物がいる。


この物語の冒頭に出てくる人物は、シリーズ4冊目『真犯人』に登場しています。ですから、もし読まれるなら『真犯人』を先に読むことをお勧めします。




以前、『書くことについて』(スティーブン・キング著)を読んだときに、お勧め本とそうでない本について書かれていました。パトリシア・コーンウェルの『検屍官』については、お勧めしないほうに挙げていました。トム・クランシーの著作はお薦めのほうに入っていたと思います。物語の展開では、確かに『ジャック・ライアン』は非の打ち所がない。ターニングポイントはあるべきところに配置され、主人公は危機に晒され見事に乗り越える。


『真犯人』の犯人の行く末は、『私刑』まで読まないとわかりません。その構成は、映画化には向かないでしょう。


でも、私は『真犯人』が好きです。冒頭はある死刑囚が書いた『瞑想』から始まります。ひんやりとした空気があります。


今日、この冒頭を読み返し、これはクリスマスが間近に迫る頃の話だったのかと驚きました。意識の底に、この物語が刻まれているような気がします。



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『聖なる夜に花は揺蕩う』


  【あらすじ】

 12月10日(金)、週刊誌『FINDER(ファインダー)』の事件記者・桐生、北村とカメラマンの岡島は秩父湖に来ていた。彼らは切断された遺体を発見する。

 きっかけは、今朝『FINDER』編集部に送られてきた手紙だった。いままでに5人殺害し、そのうちの1人を湖に沈めたという内容で、詳細な地図と免許証も同封されていた。

 手紙には、犯人の署名として円と十字の印が記されていた。円と十字の印を手掛かりに、桐生たちは残る4件の事件へと導かれていく。


『聖なる夜に花は揺蕩う 第1話 湖の底
「全10話」


https://note.com/kipris/n/nfb87f8e113f5?sub_rt=share_sb


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