今日は、即位礼正殿の儀の行われた日で休日でした。
私は、(当たり前ですが)呼ばれていないので、家で中継を見ていました。
感想を書きたいところですが、みんな書いていると思うので、違う視点から書こうと思います。
皇室関係の記事ばかり見ていたので、
このところ、グーグルニュースも皇室系の記事が多く表示されるようになりました。
「この記事は表示しない」としたので、タイトルだけしか見ていませんが、
気象マップの画像が貼ってある、タイトルが「神威なし」という、皇室批判(だと思われる)の記事がありました。
(肯定も否定も、ちゃんと読まないといけないのでしょうが、気分が悪くなりそうなのでパスしました)
ご存知のとおり、儀式の前後は天気が回復したようです。
「神威あり」のフリだったのか、この皇室批判記事を書いた人は、とんだ恥さらしになったことでしょう。
そもそも、天気が回復したのは「神秘的」ではありますが、
(一部の熱狂的な右側の人たちはどうなのか知りませんが)、天皇陛下が神の力で天気を回復させたと考えられている訳ではありません。
あくまで偶然です。
そのとき、普通では考えられないくらい、不自然に雨雲が動いたということも(おそらく)無いでしょう。
ただ、そのような偶然が起こることに対して、我々は畏れ多い気持ちを抱くのでしょう。
【「我々」をどの範囲で設定するかは、個々人の価値観もあるでしょうが】
それで言えば、儀式の際に中庭に掲げていた「万歳旗」が落下していました。
ネットニュースによれば、「万歳旗」の他に、2本の旗も落下していたとのこと。
これも今後、「神威なし」とか「縁起が悪い」とか、皇室批判記事で大喜びして書かれそうですが、
逆に、「万歳旗」が落下するくらいの強風であったにも関わらず、天気が回復したという「神威あり」の意味に捉えることもできるでしょう。
昔、山本七平さんの本にこんなことが書いてありました。
戦時中に、米軍に捕らえられた日本兵たちがいました。
この捕虜の「洗脳」を解こうと、インテリの米兵が「天皇は神ではない」ことの説明を試みようとします。
その証拠のひとつとして「人間は猿から進化したんだ」と説明したところ。「そんなこと知ってる」「子供向けの雑誌にも書いてある」と反論され、「じゃあなんで天皇は神だと信じているんだ」と逆に不審がられたとのこと。
つまり、何が言いたいのかと言えば、
いくら皇室批判記事が天皇陛下の「神性」を否定したところで、「そうなんだ、天皇陛下は(そういう意味での)神でも、(そういう意味での)特別でもないんだ」と「気が付く」ことは無いということです。
初めから、みんな知っているから。
知ってる上で、皇室を敬愛して(場合によっては「神」だと考えて)いるのが我々なのでしょう。
神社で願い事が叶わなかったといって、神社を破壊するなんてことを頭の隅にも思わないのと同じで、
儀式の最中に雨が降ろうが晴れようが、旗が倒れようが倒れまいが、
そこに、言葉では説明できない畏れ多さを感じるのが皇室というものだと思います。
そんなことを考えながら、中継を見ていました。
※ どうせ10人くらいしか読んでいないブログなので、過激な表現があったかも知れません。そう感じられたようなら、趣旨が正しく伝わっていませんので、あらかじめお詫びいたします。

