妊活を始めた経緯
私たちが妊活を始めるまでの経緯を簡単に説明。正確に言うと、私は2020年、去年の9月頃から、妊活に向けてからだづくりを始めていた。そのきっかけとなったのは、久々に会ったチリ人(当時29歳)のお友達から、IVFを考えている話を聞かされたこと。彼女はレズビアンで、パートナーも女性。パートナーのAMH値が低かったこともあり、パートナーの卵子を使っての妊娠を急いでいる、と。私よりも4歳も年下で、尚且つまだ20代のお友達が急いでいると聞いて、私もその晩パートナーとも話し合うことに。私たちがオーストラリアで生きていく上で常につきまとうビザや永住権の状況、金銭的な状況、コロナの状況などを踏まえて、正直この日まで「まだ赤ちゃんは先かな?」なんて考えていた。パートナーも同じ思いだった。でもあの日、お友達を話し合えたことに今では本当に感謝している。調べれば調べるほど、どれだけ妊娠、出産が奇跡的なことで、欲しいと思った時にできるわけではないと分かったから。パートナーと話し合い、私の年齢を考慮して今年の4月から本格的な妊活は始めようと決意した。私はそれまでは経口避妊薬(ピル)を長い間服用していた。しかし、ピルの服用を辞めてから女性の体が妊娠する準備ができるのに数か月かかる、という情報を得て、ピルもその月で最後にすることに。4月から始まる本格的な妊活の為に体を整えていく日々が始まる。