自分の名はカーナディア。
この現実とは別の世界の出身だ。まぁ…この現実とは別の現実で生まれた人間だと思ってほしい。前にいた現実の話をしようか。
自分が前にいた現実の番号は知らないが、今の現実とは全く違うところだった。
自分はその現実の国、ブラック・レインという国の東にあるキール地区に生まれた。街中での銃の撃ち合いなんて日常茶飯事の…とにかく酷い場所だった。父親は軍の中将で、母親は父の補佐を担当していた。そんな身分だが、自分ともう1人の子供がいた。
父の名は「リアム・テンペスト」
母の名は「アイラ・テンペスト」
妹の名は「ルシア・テンペスト」
今、自分が名乗っている「インセクト・アルテミス・カーナディア」は本当の名ではない。
本当の名は「カーナディア・テンペスト」
父も母も家にいることが少なかったが、親が2人とも家にいる時はとても幸せだった。
だが、その幸せは長く続くことは無かった。
自分が4歳の時、隣国との戦争が始まり、東側から侵略され、最東端のキール地区は最初の攻撃目標になった。
逃げる準備をしている途中、家に1発の爆弾が落とされた。その爆風に巻き込まれ、親は2人とも死んだ。親の死を悲しみ泣いている声が相手のある部隊に聞かれ、1人の兵士が近づいてきた。不意を突いて殺そうとしたがいなされて終わった。
自分と妹はその兵士に拾われ、ギムレット王国に連れていかれた。だが、牢屋に入れられず、拾ってくれた兵士の家に連れていかれた。その人はいろいろ面倒を見てくれた。
ある日、話を聞いていると、暗殺部隊の分隊長だった。だから、人を殺す技術を教えてほしいと願った。
カーナ「私たちをあなたのように強くしてほしいです。お願いします…」
兵士「いいぞ。お前たちにはその度胸があるらしいからな。ただしやるからには全力でやれ。」
そう言われて、自分と妹は地獄だと思ってしまうような訓練が始まった。
7歳になるまでに基本的な知識、初歩的な技術を学んだ。そして実際にギムレット王国の軍隊と共に戦場に立った。
11歳になってからは基本を応用した応用知識、初歩的な技術を応用した技術や高度な技術、サバイバルも訓練として始まった。
サバイバルは無人島から始まり、海上、ジャングル、砂漠、氷山などでおこなった。
それらを全て見て、覚えて、実際に訓練で示し、訓練の過程を全て終了した。そして正式に暗殺部隊の軍人となった。