標準治療が終わり、残された道は緩和ケアと自由診療による研究段階の治療です。

この大学病院での治療はガン遺伝子によるゲノム医療です。ザックリ説明すると、今の日本のガン治療はガン種別によるもの。しかし、だいぶと前からこの癌腫の抗がん剤が別の癌腫の治療に効果があることがわかり、腫瘍の寛解、縮小、現状維持に貢献している治療です。

一昔前まで自由診療での取り扱いでしたが、最近はいろんな癌腫に保険適応され、多くの命が救われています。

ちなみに私の腫瘍の遺伝子には、これに適合する変異があり、薬もすでにあることが7月末にわかっていました。

ただし、この治療を受けるにも条件があり、患者本人の体力が抗がん剤治療に耐えられるだけ十分に備わっていることです。

すでに最後の診察からひと月ほど経っていて、その間 わたしの体はみるみる貧弱になっていきました。

さらに言うと、私が持つ遺伝子変異も、さらによく調べると別の変異をしている箇所がありました。
ここまでの説明を先生がしてくれて、いよいよ結論です。

薬効かない。

ここまでの説明に至るまで、なんとなく予想はしておりました。そして、実は私自身ももう抗がん剤治療をする体力気力は残されていません。
特に取り乱すこともなく、我々夫婦は淡々としていました。

今日は左脚に少し痛みがあったので車椅子で移動してました。
診察室から出てきた我々夫婦にベテラン夫婦たちの視線が注がれました。私は全く気づいていなかったのですが、主人曰く悲しみの目で見られていたよ。と。
なんか、みんな優しいなと感じました。

診察を受ける前、血液検査、検尿、心電図、レントゲンを行いました。それだけでもめちゃしんどい(°▽°)

最新の私の体の状態です。
肺は真っ白になり、血液検査も過去一で悪い。
でもまだ自力歩行、排泄、摂食はできます。
肺に水が溜まると話すのしんどくなりますが、今日の朝、ホスピスで水を1.5リットル抜いてもらいました。
しばらくは楽だと思います。

なんやかんやで自分が目指していた終末期を過ごしているように思います。

9月を迎えることができるか?

はぁもう一回温泉行きたいなぁ〜♨️