大和生命の保険契約者には,二重の受難となりそうです.

【日経】経営破綻した大和生命保険は10日、更生計画案の要旨を発表した。契約者に支払われる保険金や給付金が最大80%削減される。契約時の予定利率が高 く、契約期間が長い貯蓄性の高い保険ほど削減幅が大きくなる。要旨は11日以降、契約者に届く。大和生命の契約者は約12万人。

 保険金が80%減るのは1991年に30歳で12年保証期間付きの逓増型終身年金保険に入った女性。契約者が多い養老保険では、95年に30歳で30年満期の商品を契約した場合で33%減る。掛け捨て型の死亡保障保険は数%の削減幅にとどまる。

 大和生命は破綻した大正生命保険の契約を引き継いでいる。旧大正生命の契約者は2度目の保険金カットとなるため、当初の契約に比べると87%減るケースもある。問い合わせ先は大和生命のコールセンター(0120・846・810)。