今回、1000年に一度と言われる大震災が関東、東北各地を惨劇に巻き込みました。
地震から1週間以上が過ぎた今も、まだ復興を目指すレベルではなく、
いつ餓死するかわからないという状況で救助をひたすらに待ち続ける人もいます。

連日各メディアではこの大震災による現状、被害などを淡々と報告していますが
メディアで全てを理解した様な気になってしまうのは
豊かになってしまった現代が生み出した罪だと思っています。

やはり、この大震災を経験していない人に取ってしまえば対岸の火事でしかない出来事ですが
今、この時も雪が舞う中ひたすらに救いの手が差し伸べられるのを待つ人がいます。
現状をどうにか知ってあげてください。
「大震災があったんだね」程度で済ませないであげてください。

放射線の件も相まって、お互いに注意を喚起しあうことの大切さを学べる機会の筈です。
しかし、関西に逃げろという注意がTwitterによって拡散された時、
「現地の人や災害にあった人を不安にさせるだけだから拡散をするな」
と言う声が同時に起こりました。

こういった人たちは命を何だと思っているのでしょうか。
本当に他人のことを思ったが故の発言なのでしょうか。
命にかかわる件について考えすぎなんてことはありません。
間近にある死だからこそ逃げなければいけないんです。

どうにか本当に生き抜いてください。

「この偽善者が」なんて思う人も多くいるのは分かっていますが
こういう時にすら偽善者になれない人は人間として腐り果ててしまっていると思います。

何度もいいます。
どうか皆生きてください。
月並みですが生きて生きて生き延びてください。
そしてまた、下らない事で罵り合ったり笑いあったりできる日が来ることを
本当に心から願っています。

地震になんて負けるな!
津波になんて負けるな!