大人になるって楽しいを実践中
海老名を中心に活動している
手相鑑定士ジェーンです
今でこそこんな風に写真に写っているジェーンですが…
自己紹介がてら
私が『大人になるって楽しい』を実践する
数年前のお話をします
恵まれた人生(ぬるま湯に浸かったとも言う
)
)を選んで生まれてきたジェーンですが
ダブフワークで疲れていた時代があります。
そんな時代のお話です。
工場を営んでいる両親の元に生まれて
普通に大学を卒業し、普通に就職して
結婚を機に父の工場の事務員として働き始めました。
それがリーマンショックが起きて
工場が大打撃を受けて収入が激減しました。
小さい頃から
朝から晩まで仕事をしている両親の背中を見て育ちましたので
景気の悪い時には家族一丸となり
みんなで働くべき
その時の私のマインドは
【身を粉にして働く】
私は本業ともう一つ仕事を始めました。
日中は本業も育児もあるので
選んだ仕事は
コンビニ早朝バイト
大学生時代もやっていたし
夜に母親がいないというのは、駄目だろうと考えて
朝の6時〜9時まで土日祝日で働き始めました。
当時娘は幼稚園の年長さんになったばかり
しかし、景気はドンドン悪くなり
娘の夏休みには週1日だけ休んであとは毎日バイトを早朝6時〜10時でするようになりました。
当初は夏休みだけの予定でしたが、店長の計らいで(?)
夏休みが終わってからは
途中抜け出して娘を幼稚園まで送迎して
またバイト先に戻って働くというスタイルで
週6日勤務で働き続けました。
主人は当直もある仕事ですので
その日娘は
一人で起きて
一人でご飯を食べて
一人で幼稚園の支度をして
一人で家の中で待っていました。
小学生になってからもそれは続きました。
そんな生活が５年以上も続きました。
途中には、東日本大震災もあり
ご近所の方が心配して余震が続く間、娘と過ごしてくれたりしました。
朝一人で過ごす娘のためにノートに毎朝一言書いて出かけるのを日課にしていて、
それは全部で７冊にもなりました。
最初は幼稚園児だったのでひらがなばかりでしたが
最後の方は、普通の漢字交じりの文章になっています。
あまりお手紙を書くタイプの娘ではありませんでしたが
たまーに何かが書かれていた時には、本当に嬉しかったものです。
こんな生活が５年以上続きました。
娘が年長さんから４年生の12月まで続きました。
娘がしっかりしていたからできてことなのかもしれませんが
その後遺症ではありませんが、
つい最近まで娘は朝起きてきても
「おはよう」も言わず
黙々とケータイを見ながらご飯を食べていました。
この姿を見るたびに、悲しくなりました。
と、同時に一番大切な時期を一人で過ごさせてしまった私の責任を痛感していました。
３年経ち、やっと「おはようございます」と挨拶ができるようになりました。
もちろんダブルワーク時代
暗いことばかりではありません
震災の時にご近所にお世話になり
仲良くなれましたし、
コンビニのお客さんに
「笑顔見たいからまた来るよ」
「このお店、忙しいね。雰囲気が良いからみんな来たくなるんだよね」
などなどたくさんの嬉しい言葉をいただきました。
それは、当時の私のモチベーションとなっていました
この時の経験があるから今がある
なんて思えませんが
それでもやっぱり、今があるのはこの時のおかげ。
さて、このダブルワークからどうやって脱出したのか？
それはまた次回へ続く…
当たり前はない
全ては有り難いです
あなたの存在も
最後までお読みいただき
ありがとうございます
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