淡く揺れるこの感情
激しく急き立てる夜の伴奏
ハートにぽっかり空いた
どっかに愛は落としてはいない?
心 罰点 罰点
エンドレス また自転公転
公式の解なら自然消滅
不安定 さながらドーナツホール
闇夜合奏 like this
いつからこんなに大きな
思い出せない記憶があったか
どうにも憶えてないのを
ひとつ確かに憶えてるんだな
もう一回何回やったって
思い出すのはその顔だ
それでもあなたがなんだか
思い出せないままでいるんだな
環状線は地球儀を
巡り巡って朝日を追うのに
レールの要らない僕らは
望み好んで夜を追うんだな
もう一回何万回やって
思い出すのはその顔だ
瞼に乗った淡い雨
聞こえないまま死んだ暗い声
何も知らないままでいるのが
あなたを傷つけてはしないか
それで今も眠れないのを
あなたが知れば笑うだろうか
簡単な感情ばっか数えていたら
あなたがくれた体温まで 忘れてしまった
バイバイもう永遠に会えないね
何故かそんな気がするんだ そう思えてしまったんだ
上手く笑えないんだ どうしようもないまんま
両手の指じゃ足りないし
貸し借りをしようにも2人には無いアリバイ
どんなに考えてもタネにならない
(ヒミツの魔法はかからない)
それならばと 鏡に発砲
壊れてしまうであろうリズムで乱暴
これは無垢で醜悪な発想のみで創られた完璧なArt
灯りを避けて逃げるように
記憶を忘れてしまうように
今夜も毛布とベッドの
隙間に体を挟み込んでは
死なない想いがあるとするなら
それで僕らは安心なのか
過ぎたことは望まないから
確かに埋まる形をくれよ
失った感情ばっか数えていたら
あなたがくれた声もいつか 忘れてしまった
バイバイもう永遠に会えないね
何故かそんな気がするんだ そう思えてしまったんだ
涙が出るんだ どうしようもないまんま
あなたの名前も解らぬ「役立たず」
それでもチャンスをください「お願い」
穴に嵌り落ちてしまうよ
中には金縛りのような紙芝居がひとつ
悪夢でしかない妄想にふけるのも
終わりにしようとその空間に触れるの
裂いて 喰らって 断ち切りたいリフレイン
この胸に空いた穴が今
あなたを確かめるただ一つの証明
それでも僕は虚しくて
心が千切れそうだ どうしようもないまんま
簡単な感情ばっか数えていたら
あなたがくれた体温まで 忘れてしまった
バイバイもう永遠に会えないね
最後に思い出した その小さな言葉
静かに呼吸を合わせ 目を見開いた
目を見開いた 目を見開いた
あなたの名前は