今日も街からみる空
最近変わった心の事情は
日を増すごとに
新しくなって自乗を繰り返す

今日もここからみる君
最近変えた新しい髪型
すごく似合ってる
心は君だけで元気になれる

偶然のフリをして
いつも肩を叩いてたんだ
それは計算だったけど
君は並んで歩いてくれた

だけど今日は違った
肩を叩こうとした手は
思わず自分の脇へ
悲しくもどっていた


過去を捨ててなんて言えないし
教えてとも言えないから
知らない君がいるのは当然
だけどどうしてそんな顔するの

君の目は語っていたんだ
過去はまだ現在にある
隣手を降って別れたアト君は
ちいさく泣いていたんだろう


こんなとき持ち合わせの言葉は
どんな意味にもなってくれない
一方通行なんだ
きっとなんとも思われないんだ
君とは違う涙が頬を摩る
君と同じ気持ちになる…


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